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ウォーキングデッドシーズン5最終回16話『DV夫vsキャロル』妙な感想文ネタバレ

ウォーキングデッド5第16話のネタバレを含む感想を書いたレビュー記事になります。

かなりネタバレを含んで好き勝手書かせてもらってますので、この感想記事は一度見た後に読まれることをおすすめします。

観る前に読むと、なんのこっちゃ分からないというような内容ですが、観た後だと、わかるわかると頷ける部分もあるのではないでしょうか。あることを祈ります。

 

目次

 

モーガン
ウォーキング・デッドシーズン5第16話より

 

基本情報

邦題 ウォーキング・デッド
原題 The Walking Dead
製作総指揮 Greg Nicotero/グレゴリー・ニコテロ
この作品が観れる
動画配信サービス
hulu
dTV
U-NEXT
Netflix
Amazonプライム

 

シーズン5最終話16話ストーリー・あらすじ

 

邦題 古き友よ
原題 Conquer
監督・ディレクター Greg Nicotero/グレゴリー・ニコテロ
脚本 Scott M. Gimple/スコット・M・ギンプル
Seth Hoffman/セス・ホフマン

 

モーガンは森の中で額に「W」の文字を刻んだ男たちに襲われる。

彼らを棒で気絶させ、さらに進むモーガンは、リックの手がかりを追っていた。

 

アレクサンドリアの街中でピートと乱闘騒ぎを起こして、ミショーンの手によって取り押さえられ、その後部屋の中で気がついたリックは、住民を集めて話し合いの場がもたれることを告げられる。

 

捜索に出ているアーロンとダリルは、缶詰工場で何者かのトラップにかかり、危うく命を落としそうになるが、モーガンが現れて助けだされる。

 

ニコラスは森にグレンをおびき寄せて、銃を向ける。

もみ合いとなる二人。

 

アレクサンドリアの住民の会合に姿を現さないリック。

しかしその頃リックは、ゲイブリルが原因で街に侵入したウォーカーを討伐していた。

 

ウォーカーを担いで会合の場に現れたリックは、「生きぬき方を教える。運が尽きる前に決断しろ」と言い放った。

 

その時、ピートが現れてリックを糾弾しはじめた…

 

 

シーズン5のあらすじはこちらの記事でまとめています。

ウォーキングデッド シーズン5ネタバレ あらすじ【全話まとめ】

 

シーズン5最終話16話考察レビュー

 

ウルブス(Wolves)のオーウェンがモーガンに話した狼のストーリーは、たぶんオーストラリアに入植してきたヨーロッパ人による、フクロオオカミの”狩り”のことを指していると思われます。

 

ウルブスの残虐性を正当化する効力はまったくありませんが、それとは別にこのフクロオオカミに関する話は痛々しい限りで、フクロオオカミは、入植者に連れられて大陸に入ってきた犬との生存競争に負け、追い立てられ、家畜を襲って生きていると、そのフクロオオカミの口の裂けたような見た目の醜さも合間って、入植者から「害獣」として酷く忌み嫌われ、懸賞金をかけて徹底的に狩られました。

 

しかもただ撃つだけではなく、方法はエスカレートし、亡骸を切り刻んだり吊るし上げたりしていたようです。

リックの言うところの「生きるためにやるべきことをやる」という範囲から、明らかに逸脱していったという所でしょうか。

 

懸賞金でますます拍車のかかったフクロオオカミ狩りは、1930年代に最後の一頭が狩られるまで続き、フクロオオカミの”完全な絶滅”により終焉を迎えます。

 

もしもフクロオオカミがオーウェンのように地上に「戻った」としたら、見かけた人間を片っ端から引き裂いて回っても不思議は無いとは思います。

 

それとウルブスとはまた別の話ですが。

 

右手にナイフ、左手に料理という、圧倒的”飴と鞭”を携えたキャロルがピートを脅すシーンでは、DVをする男の心理を知り尽くしたキャロルの言葉が印象的でした。

 

「かかってきなさいよ」とキャロル。

「来るの?来ないの?来ないわよね」と。

 

立場の弱い者にしか手を上げられない男を見据えた目をしていました。

 

ウォーカーに囲まれた車の中では、ダリルがアホほどカッコいい事を言ってウォーカーのただ中に飛び込もうとします。

 

「誰のせいでもない。ただこの一本だけ吸わせろ。」

 

たしかアンドレアが間違ってダリルを撃ったりした時も、一切責任を追及せずに、あっさりと許して、むしろ仲間のためにやったことだろとフォローまでしてやってましたが、ダリルめちゃくちゃでかい男だと思わされます。

 

 

それに比べて…

 

 

「覚悟はできた」

 

そう言ってウォーカーに両手を広げて近づいていくゲイブリル。

その後どれくらい覚悟ができていなかったかが即座に証明されます。

そして頭を抱え込んで泣き崩れる。

 

女か。

 

その後アレクサンドリアにおめおめ戻ってきて、門を施錠せずに放っておいて、コイツは本当に心底頭おかしいと、思います。

自分が一人で自決できないので、その気持ちを他人に向けて、何の罪もないその辺の人まで巻き込む犯罪ってたまにありますよね。

 

完全に犯罪。

教会の外に救えない人間を見捨てたとのとは、まったく次元の違う、悪意のある犯罪だと思います。

 

これまではただの、救える人間を救えなかった罪悪感に苛まれる小人でしかありませんでしたが、この瞬間からゲイブリルは、他人を進んで害そうとした罪人になったと私は思います。

懺悔くらいで済んでいたゲイブリルですが、これはいくらなんでも許されない罪でしょう。

 

 

シーズン6に続く!

次回、ウォーキング・デッド史上最も多くのウォーカーが画面に映ります。

 

◆シーズン6第1話に続きます。

シーズン6第1話の感想『ヘッドホン視聴禁止』

 

ゲイブリルの覚悟はhuluでチェック。

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https://www.happyon.jp

 

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第1話の感想『キャロル無双』

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第2話の感想『ボブ、食われる』

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第3話の感想『女は旨い(比喩的な意味ではなく)』

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第4話の感想『ゴーマンの眉毛』

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第5話の感想『崩れ落ちるエイブラハム』

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第6話の感想『警官に轢かれるキャロル』

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第8話の感想『ベスの最後』

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第9話の感想『ノアの家族構成』

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第13話の感想『リックまさかのキス!相手は旦那持ち!場所はパーティー会場!』

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ウォーキング・デッド5総まとめ

 

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ウォーキングデッドシーズン5感想 登場人物 キャスト情報まとめ

 

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