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ウォーキングデッドシーズン5第9話妙な感想文『ノアの家族構成』ネタバレ




RR

ウォーキングデッド5第9話のネタバレを含む感想を書いたレビュー記事になります。

かなりネタバレを含んで好き勝手書かせてもらってますので、この感想記事は一度見た後に読まれることをおすすめします。

観る前に読むと、なんのこっちゃ分からないというような内容ですが、観た後だと、わかるわかると頷ける部分もあるのではないでしょうか。あることを祈ります。

 

目次

 

ノア
ウォーキング・デッドシーズン5第9話より

 

基本情報

邦題 ウォーキング・デッド
原題 The Walking Dead
製作総指揮 Greg Nicotero/グレゴリー・ニコテロ
この作品が観れる
動画配信サービス
hulu
dTV
U-NEXT
Netflix
Amazonプライム

 

シーズン5第9話ストーリー

 

邦題 弔いの帰郷
原題 What Happened and What's Going On
監督・ディレクター Greg Nicotero/グレゴリー・ニコテロ
脚本 Scott M. Gimple/スコット・M・ギンプル

 

ノアが以前住んでいたバージニアに、向かう一行。

そこには壁が築かれ、20人ほどの住人が生き残って生活しているはずであった。

 

しかし到着した一行が見た光景は、全滅した町の姿だった。

 

絶望するノアは、自宅にタイリースと二人で向かうが、そこでタイリースがノアの兄弟のウォーカーに噛まれてしまう。

 

タイリースは生死の狭間で、ずっと心に重くのしかかっていた罪悪感から幻覚を見るのだった…

 

 

シーズン5のあらすじはこちらの記事でまとめています。

ウォーキングデッド シーズン5ネタバレ あらすじ【全話まとめ】

 

シーズン5第9話考察レビュー

 

タイリースのように心優しい人間が心に抱える葛藤や苦しみをよく描いた内容となっていました。

 

虫を潰すのにも、自分の手で行うと結構な罪悪感を感じる時があって、でもそんな生易しいことを言いながら、その口で牛や豚をむしゃむしゃ食べるのは罪ではないのかと思うことってたまにありますよね。

 

生きるためならどこまでやっていいのかという線引きというのは、このウォーキング・デッドで常に問いかけられる議題ですが、それは人の感性によって様々に変化して、特にタイリースのように心優しい人間には、この世の中、特にこの終末的な世界にあっては、ほとんどの行為が自分の感性の許容範囲を超えていて、罪悪感の坩堝だと思います。

 

残虐な行為に加わりたくない、自分は真似できない、でも生きている限り多かれ少なかれ犠牲の上に成り立ち、自分の信念を貫けない。

自分で作った幻覚の総督が何度も「代償を払え」と言いますが、生きることの代償とはつまり、汚れること、手を汚して他を犠牲にすることなのだと言ってしまえば、それはあまりに生きる希望を失う答えだと思います。

 

「起こるべくして起こった」と言うボブ、「高潔であろうとしながらすでにどっぷり汚れている」と言うマーティン。

「これでいいのよ」と言うベスやミカたち、「良いわけない!」と叫ぶ総督。

 

すべてタイリースの心の中にずっとあった自分への葛藤の一部でしょう。

確かな答えや線引きなんてありませんが、その答えを模索したり線引きするラインを何度も引き直す作業そのものが、人間として生きる代償なのかなと感じます。

 

タイリースは”生きる”という悲しい出来事に絶えず苦悩し、心の折り合いをつけるために葛藤し続けて自分のような人間が生きて行く道を模索し続けましたが、最後の最後、ラジオから流れてくる悲しいニュースを手放し「消してくれ」と呟き、解放されて逝きました。

 

ところでノアの家族構成がイマイチよくわからなかったので頭を整理してみたんですが、なんか設定として、昔叔父さんが蒸発したみたいなことがあり、それを捜索するために父親とノアが出かけたと。

 

その途中であのグレイディ記念病院のドーン一味に見つかって、父親は放置されてその場で亡くなり、ノアだけ連れていかれて1年ほどあそこに居たようです。

 

あとは自宅のソファの横で亡くなっていた母親。

ベッドで亡くなっていた弟と、タイリースを襲ってきたもう一人の弟が居て、この弟二人は双子だったということで間違って無いですよね?

 

あのベッドで亡くなっていた子とノアが双子なのかと勘違いしていたんですが、たぶんノアは双子じゃなくて一人年の離れた兄ですよね。

 

どうでもいいですけど。

 

それからどうやらノアの故郷を襲ったのは後で出てくるウルブス(Wolves)のようですね。

ミショーンが街の片隅で下半身だけの遺体をたくさん見つけますが、最後タイリースを運んで撤収する時に、上半身だけのW印をつけたウォーカーがたくさん車の荷台から飛び出てきました。

 

本作品内でそういう説明は出てきませんが、ウルブスは自分の額に「W」と記すと同時に、自分たちが襲った犠牲者の額にも「W」と刻む習性があるようです。

 

 

次回、新しいウォーカーのいなし方がシュールです。

 

◆第10話の記事を見る

第10話の感想『ウォーカーのいなし方』

 

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https://www.happyon.jp

 

シーズン5 9話で使用された音楽

 

『Struggling Man』 by Emily Kinney

タイリースの幻覚の中でベスが歌っている曲。

 

 

全シーズンで使われた楽曲の一覧はこちらです。

ウォーキング・デッドで使われた挿入曲・BGM一覧

 

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◆第1話の記事を見る

第1話の感想『キャロル無双』

◆第2話の記事を見る

第2話の感想『ボブ、食われる』

◆第3話の記事を見る

第3話の感想『女は旨い(比喩的な意味ではなく)』

◆第4話の記事を見る

第4話の感想『ゴーマンの眉毛』

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第5話の感想『崩れ落ちるエイブラハム』

◆第6話の記事を見る

第6話の感想『警官に轢かれるキャロル』

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第7話の感想『ロジータがウザい』

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第8話の感想『ベスの最後』

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第11話の感想『ドドスコアーロン』

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第12話の感想『イグアナ村長』

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第13話の感想『リックまさかのキス!相手は旦那持ち!場所はパーティー会場!』

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第14話の感想『ニコとガブのクズ2TOP』

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第15話の感想『キス?カールとイーニッドの距離』

◆第16話の記事を見る

第16話の感想『DV夫vsキャロル』

 

【まとめ記事】ウォーキング・デッド5関連記事一覧

 

シーズン5関連の記事は、登場キャラやキャストなどの情報もまとめて、下の記事に一覧にしてあります。

 

ウォーキングデッドシーズン5感想 登場人物 キャスト情報まとめ

 

全シーズンの登場キャラを確認したい場合はこちらをご活用ください。

 

登場人物・キャスト一覧【全シーズンまとめ】

 

シーズン4関連記事総まとめ

 

ウォーキングデッドシーズン4感想 登場人物 キャスト情報まとめ

 

シーズン6関連記事総まとめ

ウォーキングデッドシーズン6感想 登場人物 キャスト情報まとめ

 

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