このページでは、ソフトバンク光からauひかりに乗り換えようと思われている方向けに、乗り換えの手順や注意点の情報をまとめています。
お忙しい方でも、冒頭のチャプターだけでも読んでいただけたら、このページに書かれてあるソフトバンク光からauひかりに乗り換える手順と注意点の要点を1分以内にしっかり把握していただけるような造りとなっていますので、ぜひ始めの部分だけでもご覧ください。
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目次
- 【ソフトバンク光からauひかりへ】乗り換えの手順・手続きの流れ
- 乗り換えの時注意すべき要点まとめ
- ステップ1:auひかりに申込
- ステップ2:宅内機器がお届けされてくる
- ステップ3:auひかりの工事日程・ソフトバンク光の解約日の連絡
- ステップ4:工事に立ち会う・宅内機器の接続と設定
- ソフトバンク光について・光コラボレーションとは?
- ソフトバンク光からauひかりに乗り換え 手順と注意まとめ
【ソフトバンク光からauひかりへ】乗り換えの手順・手続きの流れ
- auひかりにプロバイダを選んで申込みする
- 工事日程の連絡・決定
- 宅内機器が届く
- 工事への立会い・宅内機器接続
*ステップ1〜4の手順は、戸建てタイプで約1〜2ヶ月、マンションタイプで約2〜3週間程度で完了します。
乗り換えの時注意すべき要点まとめ
- ソフトバンク光よりも対応エリアは狭め!お住まいの住居がauひかりに対応しているか調べよう→詳しくはこちら
- プロバイダ選びは実質必要なし!キャッシュバック条件に指定プロバイダあり→詳しくはこちら
- auひかりはどのプロバイダを選んでも月額料金が変わらない→詳しくはこちら
- auひかりへの問い合わせは乗り換えるか迷ってる時には行わないほうが良い→詳しくはこちら
- ソフトバンク光とプロバイダの解約で解約金が発生するか、工事費は支払い終わっているかをチェックしよう→詳しくはこちら
- auひかりは違約金負担サポートあり!契約時確実に負担してもらうためにオペレーターに詳しく確認しよう→詳しくはこちら
- auひかりは回線工事も実質無料です→詳しくはこちら
- auひかりは新しい回線を引き込む必要があるので大家さんの許可が必要な場合も→詳しくはこちら
- ソフトバンク光からauひかりへの乗り換えは別の光回線を使うので”転用”では不可→詳しくはこちら
- ネットや光電話が使えない期間がないよう工事日を工夫しよう→詳しくはこちら
- 光コンセントの設置位置をレイアウトなどと併せてよく考えておこう→詳しくはこちら
- 新しいマンションでは立会いが必要ない場合もあり(ただし工事費はかかる)→詳しくはこちら
- SoftBankからのレンタル機器は返却が必要→詳しくはこちら
- ひかり電話の電話番号を引き継ぐにはその番号がもともとNTTの加入電話であるのが条件→詳しくはこちら
- ソフトバンク光の解約はauひかりが確実に開通してから→詳しくはこちら
- 解約連絡はSoftBankだけでOKです→詳しくはこちら
以上、これら項目を把握していただけたら、ソフトバンク光からauひかりへの乗り換え準備はバッチリです。
この項目だけは詳しく知りたい、というものがありましたら、「詳しくはこちら」をクリック/タップしていただけたら詳細情報にページ内ジャンプできます。
以下ステップに沿って、注意点を詳しくご説明致します。
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ステップ1:auひかりに申込
auひかりのプロバイダはどうすべき?何を選ぶのが正解?
auひかりはもともとプロバイダを7つからしか選べないのですが、最大11万円キャッシュバックという太っ腹なキャンペーンでキャッシュバックを受けるための条件として、「指定プロバイダへの加入」があります。
最大11万円のキャッシュバックを蹴ってまでどうしても選ぶべきプロバイダというのもありませんから、実質プロバイダは選ぶ必要が無いと考えて差し支えありません。
また、auひかりはどのプロバイダを選んでも月額費がかわってこない”プロバイダ料金込み”の一律料金ですので安心です。
ちなみに旧プロバイダ(ソフトバンク光ならYahoo!BB)を解約する必要が出てきますが、Yahoo!BBは解約金がかかりませんし、ソフトバンク光のほうの解約金に関しては、auひかりには「スタートサポート」という違約金負担制度がありますので、気にする必要はありません。
ただし所定の手続きが必要ですので、契約時オペレーターに、どのような明細を提出してどのような手続きを踏めば違約金を負担してもらえるのかをよくご確認下さい。
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auひかりの提供エリアはソフトバンク光よりも狭め!住んでいる住居が対応しているかどうかの問い合わせには注意点があります
auひかりの全国の提供エリアのカバー率は、現在約70%と言われています。
ソフトバンク光は約95%の地域で回線が引けるので、auひかりは比較的提供エリアが限定されます。
そこで今すぐにでもお住まいの住居にauひかりが引けるかどうか調べたいところですが、お住まいの住居や地域の状況によって、auひかりが引けるかどうかを確実にネット上ですぐに調べる方法はありません。
公式サイトの問い合わせフォームから「名前」と「電話番号」と「住所」を記入して送信すれば、後日電話でオペレーターが詳しく案内してくれますが、この場合注意点があります。
それはキャッシュバックキャンペーンの条件についてで、下の画像のキャッシュバック条件の赤線部分をご覧ください。
「即日申込」という条件が入っています。
画像の下部に詳しい注釈がついていますが、要は問い合わせだけ行なって契約しなかったら、たとえ後日契約したとしてもキャッシュバック対象外となってしまうということです。
ですから、auひかりへの問い合わせは、契約することの決心がついており、契約する前提で行うことが求められます。
そしてその場合は「お問い合わせ」から行うよりも「お申し込み」から行うのが話が早いです。
といいますのも、結局どちらを選んでもフォームの記入内容は変わらず、下の画像のように必須項目は「お名前」「電話番号」「ご住所」の3点だけです。
問い合わせるにしても申込みするにしても、結局はまず精通したオペレーターによってお住まいの住居にauひかりを引けるかどうかの調査から入らないといけないので、一緒だということです。
それでしたら、「お申し込み」からフォームを送信すれば、提供エリアに入っているなら契約の意思があるということが明確に向こうに伝わりますので”即日申込”という条件が確実に満たせます。
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乗り換えのタイミングは大丈夫?ソフトバンク光やプロバイダの解約金がかかる?
ソフトバンク光は2年契約など定期契約を行なっていると、2年ごとの更新月以外での解約で違約金がかかってきます。
かかる金額は以下の通りです。
- 2年契約→9,500円
- 5年契約→15,000円
また、ソフトバンク光はYahoo!BBというプロバイダと完全一体型の光サービスですので、上記の解約金以外にプロバイダ解約料などはかかりません。
違約金なんて怖くない!auひかりの違約金負担制度「スタートサポート」でいつでも乗り換え可能!
たとえSoftBankから違約金を請求されても、auひかりでは、最大3万円まで違約金を負担してくれる制度「auスタートサポート」があります。
違約金の合計が3万円を超えてくるなんてことはなかなかありませんので、まず他社の違約金に関しては何も気にせず、タイミングを見計らう必要もなくauひかりに乗り換えることができます。
ただし、この「スタートサポート」を受けるためには、以下の条件を満たす必要があります。
◆ホームタイプの場合
- ずっとギガ得プランに加入
- ひかり電話に加入
- 電話オプションパックEXに加入
◆マンションタイプの場合
- お得プランAに加入
- ひかり電話に加入
- 電話オプションパックに加入
ひかり電話に必ず加入しないといけないのはネックですが、実は今ひかり電話は60ヶ月無料で使えるキャンペーンが実施中です。
ですから、違約金負担を受けるためだけにでも、とりあえずひかり電話には加入しておいたほうが良いですよ!
また、かかった違約金を証明する書類を提出する必要がありますから、オペレーターによく手続きの確認をしておいてください。
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工事費実質無料キャンペーンも開催中!
auひかりの工事費はかなり高額で、戸建ての場合は37,500円、マンションの場合は30,000円がかかります。
ちなみに立会いが必要無いマンションでも満額請求されます。
ただし、この工事費は、毎月の光利用料から割引サービスという形で、実質無料になります。
詳しくは以下のようになります。
◆ホームタイプ
月額費から625円×60ヶ月割引(電話サービスに加入しない場合は125円×60ヶ月割引)
◆マンションタイプ
月額費から1,250円×24ヶ月割引
ホームタイプの場合は注意が必要で、ひかり電話に加入しなかったらたったの7,500円しか割引を受けられません。
ひかり電話への加入は、キャッシュバック条件にも違約金負担の条件にも入ってきますし、60ヶ月無料で契約できますので、そのうち解約しても良いですから絶対に入っておいたほうがお得です。
マンションタイプなら条件が設定されておらず、24ヶ月契約を継続さえさせれば工事費の元は取れます。
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工事の立会いが不要なマンション・工事が不必要なケース
比較的新しいマンションなどで、VDSLやLAN配線方式の設備があると、宅内工事が必要なく、マンション共用部分での工事のみで事足りるので、立会いが必要ありません。
この場合日程を調節する必要がありませんので、最短1週間程度で開通します。
ただし工事自体は行われているので、工事費がかからないというわけではなく、30,000円きっちり請求されます。
また、運が良いケースとして、前の住人がauひかりの回線撤去を行わずに退去していた場合、新たにauひかりの引き込み工事を行う必要がなく、すぐに使い始められます。
部屋のどこかに下の画像のような光コンセントが無いか探してみてください。
この光コンセントがあれば、なんらかの光回線がお部屋まで来ているという証拠です。
光コンセントには必ずどこかに「光」とか「光コンセントSC」と書かれていますので、それで判断できます。
この表記がないコンセントは、よく似ていたとしても光コンセントではありません。
マンションなど借家の場合はauひかりの工事の許可が必要?
持ち家や、auひかりの設備があるマンションなら確認の必要なくすぐに契約申し込みをしても大丈夫ですが、フレッツ光やその他の光回線しか来ていない住居の場合、auひかりは専用の光回線を新たに引き込まないといけないので、工事に家主の許可が必要となります。
配線の引き込みには大抵電話の配管を使い、配管の中に1本新しい配線が増えるだけの簡単な工事なのですが、まれにこの配管が使えない場合、やむなく壁に5mm程度の小さな穴を開けて部屋に回線を引き込むことになることもあります。
ですので、大家さんにはどこまでやって大丈夫なのかということも含めて確認しておきましょう。
壁への穴あけはNGとなったら、工事担当者にそのことを伝え、よく相談してから工事を行うようにしましょう。
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ステップ2:宅内機器がお届けされてくる
一戸建ての場合光コンセントの設置場所をしっかり決めておこう
auひかりに契約すると、まもなくOUNという機器とホームゲートウェイの2台が送られてきます。
VDSL配線方式のマンションの場合、1台しか送られてこない場合もあります。
宅内機器は工事が終わってから接続しますので、工事までは置いておけば良いのですが、特に戸建ての方は、部屋のどこに光コンセントを設置するかをよく考えておく必要があります。
お部屋のレイアウトなども考慮に入れつつ、最善の場所を選んでおいてください。
光コンセントをどこにするかによって、家のどこから光ファイバーを引き込めば良いかも変わってきます。
この光コンセントは、一度設置してしまったら簡単には場所を変更できないので、よくよく今後のことも考えて決めましょう。
ステップ3:auひかりの工事日程・ソフトバンク光の解約日の連絡
ソフトバンク光からauひかりに”転用”はできない?
よく光回線を変える場合”転用”という言葉が使われていることがありますが、これはフレッツ光回線を使って契約する先だけを変える時に使う言葉で、例えば「フレッツ光」→「ドコモ光」や「フレッツ光」→「ソフトバンク光」という乗り換えの際に適用される方法です。
契約先を変えるだけで、使う光ファイバーは一緒ですので、名前が変わるだけで回線スペックは何も変わりません。
また新たに工事を行う必要が無いので、撤去工事や新設工事費用が必要無く、また違約金も発生しないメリットがあります。
これについて詳しくは「ソフトバンク光について・光コラボレーションとは?」というチャプターをご覧下さい。
では転用できないauひかりへの乗り換えは不利なのかと言いますと、全然そんなことはありません。
むしろauひかりは今最も注目すべきお得なおすすめ光回線です。
その理由について詳しくは「auひかりは独自回線です!auひかりが今一番お得な光回線な理由」というチャプターでご説明しておりますが、ここではとりあえず、auひかりはフレッツ光とは違う独自の光回線を使い、転用での乗り換えはできないということだけ押さえておいてください。
まずは先にauひかりの工事の日取りを決定しよう
auひかりに乗り換える場合、まずはauひかりの開通工事の日程を決定しましょう。
その後、auひかりが確実に開通してからソフトバンク光を解約・撤去すれば、ネットが使えない期間ができずに安心です。
ソフトバンク光を1日も早く解約したほうが節約になるのでは?と思うかもしれませんが、ソフトバンク光の解約月は、何日に解約しようが全額請求されて、料金の日割り計算はされません。
ですから、月をまたがないのであれば、解約を早まる必要はありません。
使えるだけ使っておきましょう。
ただし月をまたいでしまったら、たとえ1日や2日に解約してもその月のまるまる料金が発生してしまいます。
ですから、月をぎりぎり跨ぎそうな時だけは、解約日に注意するようにしてください。
ちなみに光回線の工事は、電柱にある光クロージャーという分配器から光ファイバーを引き出し、たいてい電話の配線を使って住居内に引き入れるのですが、たまにこれが使えずに、エアコンのダクトを使ったり、やむなく壁に小さな穴を開けて引き入れたりする場合があります。
これは、工事業者が実際に住居に訪れてからでないと判断できないので、あらかじめ知っておくのは難しいです。
その後ソフトバンク光の解約・撤去工事の工事を入れる
auひかりが開通したらソフトバンク光を解約します。
ソフトバンク光を解約したからといって、必ずその回線の撤去工事を行わないといけないとは限りませんが、撤去するならば必ずauひかり開通工事の後にスケジュールを入れましょう。
ネットが使えない期間ができてしまうと、非常に不便な思いをすることになります。
またひかり電話も加入する場合、auひかりの開通工事が終わったからといってすぐに使い始められるわけじゃないということにご注意ください。
だいたい数日から最大2週間くらいひかり電話が使えるようになるまで時間がかかります。
ですので、ひかり電話が使えるようになるまでは、ソフトバンク光で電話契約があったなら、それを使い続けたほうが賢明です。
そうそうにソフトバンク光を解約してしまうと、電話が使えなくて困るという期間ができてしまいます。
また、ナンバーポータビリティで電話番号を引き継ぐ場合も、そうそうに旧回線を解約してしまうと、正常に引き継ぎが行えない場合がありますのでご注意ください。
電話番号の引き継ぎを希望する場合は、その辺をオペレーターによく確認して、旧回線の解約タイミングを決めて下さい。
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解約はSoftBankだけじゃなくYahoo!BBにも連絡が必要?
ソフトバンク光はYahoo!BBと一体型のサービスで、契約時もプロバイダを選んだりせず、料金も全てコミコミで設定されていますので、解約もSoftBankに申し込めばそれだけでOKです。
ソフトバンク光を解約すれば自動的にYahoo!BBからも解約となります。
ソフトバンク光の解約は電話からのみで、下記の電話番号から解約申込を行います。
- 186-0800-111-2009
解約手続きの流れや注意点は、公式サイトの「解約手続きの流れ」というページで非常に分かりやすく説明されています。
ステップ4:工事に立ち会う・宅内機器の接続と設定
立会い工事が終了したら、宅内機器を光コンセントと接続して、接続マニュアルを参考にしつつネットワーク設定を行なってください。
ソフトバンクやプロバイダから貸し出された機器は返却が必要です
SoftBankからレンタルした”光BBユニット”などのレンタル機器は、解約後送られてくる返却キットを使って、案内に従って返却する必要がありますので、要らなくなったからといって捨ててしてしまわないようにご注意ください。
auひかりはアナログ戻し不要で電話番号の移行が可能(ナンバーポータビリティ)
ソフトバンク光で光電話サービスを契約していた場合、その番号をauひかりのひかり電話でも使いたいという時、そのナンバーがもともとNTTの加入電話の電話番号だった場合は、移行が可能です。
通常光電話の電話番号の移行には、アナログ戻しという工事が必要なのですが、auひかりでは、料金はかかるものの、ナンバーポータビリティで面倒な工事が必要無く番号の移行が可能となります。
ただし注意点として、光回線の工事が終わってすぐに電話番号の移行やひかり電話の利用ができるわけではなく、それからまだしばらく、数日から2週間ほど時間がかかりますので、それまではソフトバンク光の光電話を引き続き使うようにしてください。
ひかり電話が開通して初めて、ソフトバンク光の解約を行うようにしてください。
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ソフトバンク光について・光コラボレーションとは?
最後に、SoftBankも加入している”光コラボレーション”という制度について少し触れておきたいと思います。
この光コラボレーションの成り立ちや実態を知ることは、auひかりがいかにお得で狙い目かということを知ることにも繋がります。
興味がないと思われるかもしれませんが、なるべく簡潔に手短にご説明いたしますので、ぜひもう少しだけ読み進めてみてください。
光回線は「フレッツ光」と「独自回線」の2種類に分けられる
一昔前、光回線と言えばもう、NTTの「フレッツ光」でした。
その頃のNTTは、フレッツ光を国民に広めるために、販売代理店に巨額の報酬をばらまいて、がんがん個人に向けて売らせていました。
例えば販売代理店はフレッツ光の契約を1件取る度に10万円がもらえたとしましょう。
そうすれば、その中からたとえ8万円を顧客にキャッシュバックして還元してしまっても、2万円儲かるわけです。
ですから、その頃のフレッツ光には、各販売代理店が最大限に盛り込んだキャンペーンのキャッシュバックなどのド派手な数字が踊っていました。
派手な宣伝ができるので、どんどん契約も取れたことでしょう。
しかしある時行われた法改正の内容に、NTTのその時行なっていた営業方針にとって不利な内容が含まれていました。
NTTはフレッツ光の売り方の方向転換を余儀なくされ、そこで考え出されたのが、フレッツ光を企業に卸すという手法です。
これが”光コラボレーション”です。
ドコモやソフトバンクを始めとして、あらゆる企業が、お金さえ払えば、フレッツ光回線を借用することができ、自社のブランドと抱き合わせて自社の光回線のような名称で売り出せるようになりました。
今では「ドコモ光」「ソフトバンク光」「ビッグローブ光」「OCN光」「@Nifty光」などなど、全国でなんと500社以上がこの光コラボレーションに参加し、光コラボレーション事業者として光回線を売り出しています。
ですから、この事情に詳しく無い方にとっては、日本にはものすごい種類の光回線があると思ってしまいますが、実は全部「フレッツ光」なんですね。
名前が違うだけの「フレッツ光」です。
ただし違うところは、その企業独自の割引サービスなどがあるという点です。
「ソフトバンク光」でしたら、ソフトバンク/ワイモバイルの電話料金から割引があるセット割サービスが適用できるといったものです。
光コラボレーション各社は、この割引サービスを付加して他の会社と差別化を図り、なんとか契約を獲得して売り上げを伸ばそうとしています。
しかしNTTはもう熱心に個人にフレッツ光を売りつけなくても、企業に卸しているだけで儲けられる仕組みを作ってしまいました。
個人から寄せられる面倒なクレーム処理にかける人員と費用を削減することもできたことでしょう。
ですから、フレッツ光か光コラボレーションかで言ったら、個人から契約を取ることに熱心な後者のほうが何かとお得なサービスを行なっている可能性が高く、契約時のキャンペーンなどもフレッツ光は地味なものになりがちです。
それには、NTTのそういう事情があるからなんです。
auひかりは独自回線です!auひかりが今一番お得な光回線な理由
ここでさらに現れるのが、フレッツ光を使わない独自の光回線を使った回線業社です。
この独自回線が光コラボレーション事業者よりも圧倒的有利な点は、NTTにフレッツ光利用料を支払わなくても良い点です。
ですから、よりお得な料金や大胆なキャッシュバックなどを打ち出すことができるんです。
おまけにフレッツ光よりも明らかに回線のトラフィックが空いており、同じスペックでもスピードが出やすいというメリットまであります。
ですから、お得な光回線選びを進める上で、その回線が「フレッツ光系」なのか「独自回線」なのかを意識するのは非常に大事なことです。
その独自回線の筆頭となるのが「auひかり」と「NURO光」でしょう。
NURO光は、世界最速と謳う最大2Gbpsの回線スピードを売りにしており、これはフレッツ光回線を使った回線スピード1Gbpsの2倍のスピードということになります。
だからといって値段が2倍するというわけではなく、ほとんど普通の光回線と同じような料金で利用できますので、サクサクネットがしたいという方は、ぜひ一度NURO光の導入を真剣に検討してみてください。
他にも関西中心の「eo光」東海中心の「コミュファ光」四国中心の「ピカラ光」というご当地系光回線もかなりおすすめです。
これら回線もフレッツ光を使わない光回線で、顧客を得るためにあの手この手でお得なキャンペーンを打ち出して訴求し、顧客獲得に熱心です。
コミュファ光のキャッシュバック内容などは、目をみはるものがあります。
ぜひあなたの地域の独自回線のキャンペーン内容やサービス内容をチェックしてみてください。
そして、独自回線の最有力候補となるのが、やはり「auひかり」です。
現在国内シェアはフレッツ光に次いで第二位。
国内の70%をカバーするに至っており、今後ユーザー数の増加と共にサービス提供エリアはどんどん拡大されていく事が予想されます。
他の携帯キャリア2社と違い、独自回線で提供するauは、スマホのセット割も他の2社よりもさらに強力です。
auユーザーなら必須の光回線、auユーザーでなくとも格安スマホユーザーなどは、auひかりが引ける地域なら積極的に取り入れていくべき、とってもオススメの回線です。
NURO光の速度も超える速さ!超ひかり「ホーム 5ギガ・10ギガ」
そしてauひかりは、これまで最大1Gbpsのフレッツ光などと同じ回線スピードでサービスを提供していましたが、2018年3月よりスタートさせた新たな試みが「auひかり ホーム5ギガ・10ギガ」で、このプランではなんとNURO光の回線スピードをはるかに上回る、最大10Gbpsという超速でのやりとりが可能となります。
しかも追加料金は5ギガで+500円、10ギガで+1,280円とリーズナブルで、光回線の新時代の幕開けに一足先に手をかけています。
東京・神奈川・埼玉・千葉の一部エリアの戸建て、もしくは2階建て以下の集合住宅のみが対象とまだまだ提供エリアが限られていますが、この驚異的なサービスを、ぜひ体験してみてください。
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ソフトバンク光からauひかりに乗り換え 手順と注意まとめ
◆乗り換えの手順
- auひかりへ申込
- 工事日の日程調整
- 宅内機器が届く
- 工事の立会い・宅内機器の接続
*工事が完了するまでにホームタイプで1〜2ヶ月程度、マンションタイプで2週間程度、立会いが必要無いマンションで1週間程度必要。
◆乗り換え時の注意点・要点
- auひかりではキャッシュバックを受けるためにもプロバイダは一択
- 契約するかどうか決めていないうちはauひかりに問い合わせを行わない(キャッシュバック条件に即日契約が入っているため)
- 他社解約金は最大3万円まで補償あり(電話サービス加入が必要)
- 工事費は月額料金からの割引で実質無料(電話サービス加入が必要)
- 賃貸マンションなどの場合は大家さんにauひかりの工事の許可が必要な場合も
- 立会いが必要無い場合もある。また前の住人がauひかり回線を撤去していなかった場合はそのまま使える
- NTTの加入電話の電話番号なら、電話番号を引き継ぎできる(ナンバーポータビリティ)
◆宅内機器が届いた時の注意点・要点
- 戸建ての場合などは特に光コンセントの設置場所をレイアウトなどからよく考えておこう
◆工事日の決定時の注意点・要点
- auひかりが開通してからソフトバンク光を解約する
- ソフトバンクはプロバイダ一体型のサービスなのでプロバイダに解約連絡は必要無い
◆工事の立会い・機器設定・工事後の注意点・要点
- ひかり電話は開通工事の後すぐに使えるわけじゃないので、使えるようになるまでソフトバンク光の回線で光電話を使い続けよう
- ソフトバンクのレンタル機器は返却が必要なので捨ててしまわないよう注意
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*このページに書かれている内容は、なるべく最新の情報に更新するように心がけてはおりますが、もしかしたら古い情報となっており、キャンペーン内容や料金等が変更になっている可能性もありますので、キャンペーンサイトに移動したら、よく内容の確認をお願いいたします。