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ウォーキングデッドシーズン9第1話妙な感想文『政治的展開』ネタバレ

ウォーキング・デッドシーズン9第1話のネタバレを含む感想を書いたレビュー記事になります。

かなりネタバレを含んで好き勝手書かせてもらってますので、この感想記事は本編を一度見た後に読まれることをおすすめします。

 

目次

 

ウォーキングデッドシーズン9第1話妙な感想文『政治的展開』ネタバレ
FOXより

 

シーズン9第1話展開予想

 

このチャプターはシーズン8の放送が終了した2018年5月頃に書いた戯言です。

シーズン9第1話の感想がお読みになりたい方は、このチャプターは飛ばして「シーズン9第1話考察レビュー(クリックでページ内ジャンプ)」というチャプターからどうぞ。

 

 

シーズン8が終わりました。

いやー…、リックがすごい終わらせ方をしてくれましたね。

完全なるだまし討ちでした。

 

ニーガンって結構、タイマンとか好きな、けじめは拳できっちり付けるみたいな、男くさいところのある律儀で仁義を持ったキャラクターでした。

 

仲間の裏切りも最後までチャンスを与え、どうしようもなくなったら最後はゲンコツで勝ち取ってみろという、そういう男の度量を見せてくれていましたが、リックときたら…

 

まあまあそれはもういいでしょう。

前回の感想文にみっちりそのことは書かせていただきました。

まだ書くということは、それでもたまってるくらい、リック卑怯すぎという感想が私の頭の中でものすごく強いようです。

 

シーズン9に入ったら一体あの檻に閉じ込められたニーガンはどうなってしまうんでしょうか?

 

私のなんの根拠も無い予想でいうならば、シーズンが続くということは、絶対新たな敵が現れるということです。

ということはまたどうせ襲われるんでしょう。

そのどさくさあたりで、もうニーガンは解放されて、散り散りとなった救世主もちょっと加わったりしつつ、リックとニーガンの共同戦線がはられるんじゃないでしょうか。

 

それくらい、悠長なことを言ってられない程の強力な敵が現れるんだと思います。

 

また、シーズン8最後の最後で、ものすごく不穏な空気を放出していたマギー、そしてダリル

彼女たちは、この後どんどんリックとの確執を深めると思いきや、たぶんふわっと修復すると思います。

 

ウォーキング・デッドはこれまで、すごく思わせぶりな伏線を張っておいて、結局よくよく思い出してみると、期待や緊張を強めさせるだけで大したこと無かったという演出が多かったように感じます。

良いように言えばミスリードを誘う手法と言えますが、そんな良いもんじゃなく、単に思わせぶりな演出が多いです。

 

古くはジェンナー博士が、リックに耳打ちするシーンとか、すごく大事な情報が詰まっていそうなもんでしたが、その後リックがふわっと仲間に打ち明けたその内容は、「あぁ、そんなもんか」というような感じでして、その後のストーリーにもまったく絡んでいきませんでした。

 

その後ローリが逝った直後、ローリの亡霊が出てきたりもしましたが、本当のただの幻覚で、特に意味もなく、また特にきっかけもなく、いつの間にかもう出てこなくなりました。

 

ゲイブリルアレクサンドリアに入った初期にリックたちは信用できないとディアナに言い、決定的な対立を一瞬感じさせますが、その後特にきっかけもなくなんとなく物凄くリックを信用するようになります。

 

ニーガンと初めて対面する直前ユージーンが決死の覚悟で男を見せて、一人車を運転して囮になろうとしますが、その後すぐに再登場します。

あれだけじっくりと握手とか交わした演出はなんだったんだと。

「今までの全てに感謝する」みたいなことリック言ってましたよ?

これユージーン死ぬやつやん。犠牲になるやつやーん!!というところから、2分後にはとっつかまって出てくるという展開には拍子抜けさせられます。

 

エイブラハムのことでぎくしゃくしていたロジータサシャが、オリビア犠牲になった後くらいで、ヒルトップで無言で視線を交わし、お互いを認め合うように頷くシーンがあった次の回にはもう王国で、

 

ロジータ「ところでなんであんた私に仲良しぶってしゃべりかけてくんのよ」

 

みたいなこと言ってました。

前回のあの”こくん”という頷きはなんだったんだと、そういうのもありました。

 

エゼキエルはあれだけ頑なに国民の命を最優先させるために救世主に降ってたのに、一度戦うと決めたら今度はえらい調子乗って前進して全滅させられます。

 

ジェイディスはあれだけ不敵な態度で不思議キャラに終始していたのに、仲間が全滅したとたん私服に着替えて「私も連れてって!!」とか言いだします。

 

とにかくウォーキング・デッドに出てくる人物は、その時々でころっころと主義主張、ひいてはもう根底のキャラまで変わってきます。

女心と秋の空とウォーキング・デッドのキャラ設定ですよ。

 

ですからですね、あのマギーのいかにもリックに謀反起こしそうな演出も、ちょっといざこざした後、もっと大きな事件が起こったら霧散するという流れでうやむやになると予想します。

 

ただ最近特にダリルが精彩を欠いているように思えます。

ひたすら全てを疑って、極限までしゃがれた声で「どうかな」とか言ってるだけで、活躍がなかなか見れません。

 

シーズン9では期待も込めて、ダリルがダリルらしく大活躍する展開があると言いたいです。

具体的にどういう展開かというとですね…

 

えーっと…

 

例えば…

 

そうそう、先ほど出たニーガンが檻から逃がされるというくだり。

なんか敵の襲撃の最中ですね、ダリルがあれだけ憎んでいたニーガンを体を張って逃すんですよ。

で二人でバットとボーガンで敵中を突破するという熱い展開、観たいです。

 

ロジータはシーズン9始まって早々に、オリビアと同じ撃たれ方をして逝けば良いと思います。

 

それかウォーカーにごりごりに食われていくのも見てみたいです。

 

懐かしい総督のウォーカーとか出演させてほしいと前から書いてるんですが、シーズン9であの変態総督ウォーカーにむっしゃむっしゃ食われるロジータ。

かなり長回しでじっくりと彼女が食べられていくのを魅せるカット。

 

いいと思いませんか?!

 

それで行きましょう。

 

ジーザスアーロンとくっついて、タラナビラとくっつけば良いと思います。

 

ヒースはあのヘリに乗って帰ってくるんだ。

ヘリのプロペラの風を受けても全然髪の毛がなびかないんだ。

 

まとめると、新しい敵が現れて、ニーガンがダリルとくっついて、アーロンとジーザス、タラとナビラがくっついて、マギーは普通に息子を産む

ロジータは総督に食われる。

ヒースは髪がなびかない。

 

シーズン9はきっとそんな感じになります。

なればいいな。

 

シーズン9第1話がこの予想とどれくらい違うかを乞うご期待!

 

シーズン9第1話ストーリー

 

邦題 新たな幕開け
原題 A New Beginning
監督・ディレクター Greg Nicotero
脚本 Angela Kang

 

ニーガンとの決着から18ヶ月後の世界、それぞれのコミュニティは再建の途上にあった。

 

聖域は土地が痩せており、食料が枯渇、それを支援するため、リック指導のもとワシントンの博物館を訪れ、野菜のタネや農耕器具などを調達する一行。

 

その途上、ヒルトップの若者ケンが、ウォーカーの群れから馬を守ろうとして犠牲となり、彼の両親はマギーのリーダーシップに対して疑念を持ち、指導者の地位を追われたグレゴリーは、父親アールに対してマギーを襲うよう煽り立てた。

 

しかしその計画は失敗に終わり、マギーはグレゴリーの罪を許さず、ついには処刑してしまうのだった。 

 

 

シーズン9第1話の詳しいあらすじはこちらの記事で詳細に書いています。

ウォーキングデッドシーズン9 ネタバレ あらすじ【全話まとめ】

 

シーズン9第1話考察レビュー

 

まず冒頭、いきなりアーロンとジーザスが2ショットで現れたので、さっそく仕掛けてきたなと思いました。

この二人はこの後非常に期待できます。

 

ジーザス役のトム・ペインはあのアーロンの熱いキスの的にいつなるかいつなるかとヒヤヒヤしているんじゃないでしょうか。

その防衛本能からヒゲが異常に伸びるという生理現象が起こっているんじゃないでしょうか。

 

熱いキスと言えばキャロルがエゼキエルに非常に熱いキスをしていました。

結婚には素直にYESと答えられないキャロルでしたが、あのキスからして、キャロルの気持ちは完全に傾いていると伺えます。

トビンとのキスとは完全に種類の違うキスだったように思います。

トビン覚えてますか?

キャロルとキスすることによって華麗なフラッグが立ったあのトビンです。

 

キャロルはウォーキングデッドの中で最も不幸な女性ですので、やはりエゼキエルにも白い旗が勢いよく立ったのでしょうか…

それともとうとうキャロルが…?

 

いやいや、キャロルはウォーキングデッドの中で最強のキャラですから、それは無いと信じたいですね。

 

しばらくは現状把握でいっぱいいっぱいという感じ。

顔ぶれもちょいちょい新顔が混じりつつ、ちょっと髪型や雰囲気が変わってたりで、誰だっけ?名前なんだっけ?という感じになりますよね。

 

ジェイディスなんて普通の顔の長い人になっていました。

コミュ力が無いからあんな偏屈集団作ってたんじゃなかったのかと言いたくなるほど、溶け込んでいました。

 

あ、違います。

アンです。

彼女はアンという非常に可憐な名前があったんでした。

 

で人類の進化の図の最後にウォーカーが貼り付けられたのを見て、ゲイブリルがあの懐かしい腹たつにやけ顔でやってきて、ボケた後に笑いどころを説明するかのようなコメントをします。

 

タネや農耕器具を手に入れて、エゼキエルが落ちて、上がって、沼にハマって、ウォーカー来て、ケンが逝く。

ケンは登場後速やかな退場でしたが、散々みんなにケンケンと呼ばれていましたので、妙に名前が印象に残っています。

彼の名前はケンです。

 

そして暴風雨か何かでヒルトップへの橋が壊れていて、後はなんでしたっけ、聖域がとにかく痩せこけた土地だからそのタネや農機具を渡して再建させようとするんでしたね。

 

その聖域のリーダーとしてとりあえずダリルが就いていたようでしたが、柄じゃないということで辞めたいと言い、その代わりにキャロルがやると言いだし、マントを着たジェリーが相変わらずピースフルの権化だと。

彼をずっと見ていたらそれでいいんじゃないでしょうか。

スピンオフ作品『ウォーキング・ジェリー』を製作したら良いんじゃないでしょうか。

 

そしてケンの両親、母親のタミーと父親のアールがどえらい不服顔。

ケンは最期の言葉で「父さん、母さん、今そっちに行くよ」的なことを言っていたような記憶があるんですが、両親健在ということで生きてるんかよと思いましたが、何かの私の勘違いだったんでしょうか。

 

そこにグレゴリーがそそのかしに現れて、アールが凶行に走るという流れですが、マギーって結構ヒルトップの住人にそんなに支持されていないんでしょうかね。

マギーがヒルトップの指導者になるという流れは、ところどころでなんで???と思わされることがありました。

リック側の一方的な正義の押し付けが凄かったといいますか、武器を持って戦うんだ!!じゃなきゃ100%死ぬんだよぉお!!みたいな論が展開されており、比較的肥沃な土地を持つヒルトップは、農作物を聖域に収めることで生きながらえていましたが、確かに屈辱的な支配はされていたとしても、人間とか国って結局そんなもんで成り立っている所が少なからずあるので、必ずしも打倒しなくても、戦いたく無い人は戦わずに生きながらえたって良いんじゃないと思うんですがね。

 

税金10%なんて許せない!!今すぐ総理をぬっころしに行こう!!と、極端に言うとそういうことをいきなり見ず知らずのおっさんに言われる、という状況でしょう。

 

「いや、私は今はいいわ…」と言いたくなります。

 

まあしかしマギーは不憫な女性です。

私がマギーなら、ヒルトップの運営なんてやってられません。

 

そういえば第1話では一切登場の無かったニーガン。

彼のその後が今一番気になります。

 

ニーガンとマギーが並び立つなんてことはありえないわけですから、どっちかが居なくなるでしょうかねこの後。

 

どっちか取れと言われたらニーガンを残すほうをチョイスしたくなります私的には。

マギーはキャラ的に面白みに欠けるので。

でもニーガンも登場こそ最凶という感じでぞくぞくしたんですが、その後どんどんただの渋いおっさんになってしまったので、かっこいいにはかっこいいんですが、とりあえずこのウォーキングデッドの世界観には、常に最凶みたいな存在が必要だと思うので、早く次の新たな敵が登場してほしいものです。

 

最後にグレゴリーが処刑されてしまったのには残念でした。

え、グレゴリーってそういうんじゃないんじゃなかったっけ?という感じ、グレゴリーは何をしても愛嬌だけで許されるキャラじゃなかったのかと。

 

それで言うならゲイブリルあたりも、処刑されても仕方ないようなことやってるぜと、言いたくなります。

アレクサンドリアからリック一行を追い出すべきだとディアナに吹き込んだり、門を開けっぱなしにしてウォーカーを侵入させたり…

でもなんか今でもハット被ってニヤけてられるんですから、グレゴリーも良いじゃない。

 

アレクサンドリアで立法するみたいな話が、ミショーンとフェイマス・リック・グラ〜イムス♡との間で盛り上がってきていましたが、ヒルトップにはまだ法律は出来上がってなかったんじゃないでしょうか?

できてたんでしょうか。

できてなかったら処刑はお得意の突っ走りすぎのヤツです。

追放とかで良いんじゃないかと思うのですが、これが今後のヒルトップ住民のマギー不信へとつながるというようなストーリーの伏線なんでしょうかね?

 

とにかくグレゴリーは好きでした。

 

あ、大事な事を最後に。

マギーの子供は息子です。

やっぱり息子でした。

名前はハーシェルです。

 

そしてハーシェル役のスコット・ウィルソン氏が、白血病で10月6日に亡くなられたそうです。

非常にショックです。

ご冥福をお祈りします。

 

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次回、嘘でしょ、というカップルが誕生します。

 

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