⚠ウォーキング・デッドシーズン8第4話のネタバレを含む感想を書いた記事になります。
かなりネタバレを含んで好き勝手書かせてもらってますので、この感想記事は一度見た後に読まれることをおすすめします。
観る前に読むと、なんのこっちゃ分からないというような内容ですが、観た後だと、わかるわかると頷ける部分もあるのではないでしょうか。あることを祈ります。
目次
ウォーキング・デッドシーズン8第4話より
基本情報
邦題 | ウォーキング・デッド |
原題 | The Walking Dead |
製作総指揮 | Greg Nicotero/グレゴリー・ニコテロ |
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シーズン8第4話ストーリー・あらすじ
邦題 | 王への忠誠 |
原題 | Some Guy |
監督・ディレクター | Dan Liu/ダン・リウ |
脚本 | David Leslie Johnson/デヴィッド・レスリー・ジョンソン |
王国の兵士たちが全滅の様相を呈する中、エゼキエルが一人這い出してきた。
転化してしまった兵士たちに襲われ逃げ惑う中で、生き残りの救世主に捕まってしまう。
しかし間一髪ジェリーが助けに入り王を守る。
キャロルは一人基地に乗り込み、武器の輸送を阻止しようとするが、惜しいところで逃がしてしまう。
しかし逃げていく車を猛烈に追うバイクのエンジン音が迫っていた。
ダリルとリックがすぐそこまで来ていたのだ。
ジェリーとキャロル以外、全滅となってしまったエゼキエルの王国兵。
その上、シヴァまでが王を守るために犠牲となってしまう。
エゼキエルは憔悴しきった様子で王国へと帰還した。
シーズン8第4話の前半エピソードの詳しいあらすじはこちらでまとめています。
ウォーキングデッドシーズン8 ネタバレ あらすじ【全話まとめ】
シーズン8第4話考察レビュー
大好きなジェリーをトップ画像に。
衣装をまとったペテン師だとコテンパンに言われてしまうエゼキエル。
でも結局”英雄”なんて人たちというのは、皆そうなんじゃないかと思います。
自分で英雄になってやろうとか思ってなるわけじゃなく、人々に求められて、衣装をまとって英雄を演じるのだろうと。
苦しい時代にほど、英雄は不可欠だろうと思います。
裕福な現代でも苦しみは山ほどあるので、いろんな形の英雄は不可欠です。
現代の日本で一つの例を取るなら、仏教なんかのいろんな宗派、開祖様だ教祖様だと言って、興味のない一般人から見たら何をやってんだという集団がありますが、何が合ってる間違ってるじゃなく、そういう存在そのものがあることに救われる人々が居るということであって、詐欺だとかペテン師だとかそういう問題ではないんだろうなと感じます。
必要だから求められるんでしょう。
人にはなんでもいいから心の支えになるきっかけのようなものが、とりあえず必要ですよね。
英雄という存在は、そういう人々の受け皿として機能しているのだと思います。
キャロルの有能っぷりはあいかわらずで、基地の襲撃と王の救出と、結局一人で全部やってしまいました。
でもそう、エゼキエルとの回想シーンでのやりとりで、キャロルが「君は昔からそんなに強く勇敢だったのか?」と聞かれて、自分で選んでそうなると決めたんだと答えるのを見て、シーズン1ではDV夫エドに殴られながら「ごめんなさいエド!!」とか言ってた彼女を思い出しました。
あとキャロルの面影がどうも自分の母親にすごく似ていて、妙な気分になります。
あの頃の自分は灰となって燃え尽きたけど、こんどは戦い続ける自分も燃え尽きてしまった、とキャロルはかつてグレイディ記念病院にベスを助けに行っていた時にダリルに話していましたが、今はどういう気持ちなんでしょうね。
また新たな何かを燃やして戦っているのでしょうか。
彼女はほんとにラストまで絶対生き残っていて欲しいキャラクターです。
シヴァはめちゃくちゃ可哀想でした。
毒の沼みたいなところで、あの美しい毛並みのシヴァがなす術なく食べられてしまう感じがもう…
動物ってのは言葉を喋らないですから「今のうちに逃げろ!」だとか「ここはいいから早く!」だとか「もうダメだ俺のことは置いていけ!」だとか余計なことを言わずにただ黙々と現実を受け入れていく感じがして、それが見ていてものすごく心を打たれます。
ウォーキング・デッドでは度々馬が犠牲になったり鹿が食われたりとしますが、動物がやられるシーンは何故か人間がやられるシーンよりはるかに気が滅入ります。
シヴァの時も、CGに何を悲しんでるんだ自分はと。
データだデータと自分に言い聞かせておりました。
たとえCGでも、あの美しい毛並みが泥で汚れ、ウォーカーに食いちぎられ、高潔な血が流れ出していくのは、なんだかとにかくああ勿体ない勿体ないという気持ちで見ておりました。
ネコ科の動物は大事にしてください。という気持ちです。
まあネコ科に限らず、タバサとかも可哀想でしたね。
イーストマンの飼いヤギのタバサです。
ウォーキング・デッドって、使い終わったキャラクターをとりあえず全部ウォーカーに食べさせて後処理するみたいな風習がありますが、タバサとかもう生かしてどこかに逃げましたとさ、みたいな感じでふわっとさせといて欲しかったです。
とりあえず犠牲にすれば演出になる、というわけでも無いでしょうから、今どこかでタバサは無心でもしゃもしゃ草を食ってるのかな、とか想像できる余白を残して欲しい気もします。
それは人間にしてもそうで、別に全員不必要になったら消していく必要は無く、その後の運命は不明だが、逃げ延びてどこかで生き残っているかも…という想像にまかせるパターンもありだと思うんですよね。
ちなみにシヴァは私が飼っている猫に似ています。
エゼキエルに似ている人は私の周りにおりませんが、エゼキエルを襲ったメガネをかけた男だったら、学生の頃クラスメートに居たように思います。
ガンターという名前らしいですあのエゼキエルを襲った救世主。
あのガンターはなんかちょっと不自然でしたね。
なんでそんなエゼキエルの事情に詳しいのかとか、なんか恨みでもあるのか?というくらいの勢いの悪態のつきようでしたね。
あと顔がなんか腹たつという。
ゲイブリルの足元にも及びませんが。
次回、ゲイブリルがニーガンを懺悔させます。
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5話予告編&メイキング映像&キャストインタビュー
ノーマン・リーダスがサインを書く時の決まり文句。
こちらはシーズン8第4話のメイキング映像と、キャストのインタビューです。
舞台裏側ってワクワクしますね。
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【まとめ】ウォーキングデッド8全話感想
ウォーキングデッド8各エピソードについての感想はこちらにまとめております。
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ウォーキングデッドシーズン7感想 登場人物 キャスト情報まとめ
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