ウォーキング・デッド4の全話(1話〜16話)あらすじをまとめた記事です。
目次
- 第1話ストーリー『農民リック』
- 第2話ストーリー『キャロルの教え』
- 第3話ストーリー『サシャ感染』
- 第4話ストーリー『ボブのアルコール依存症』
- 第5話ストーリー『グレン?生きてる?』
- 第6話ストーリー『総督の家族』
- 第7話ストーリー『マルチネスグループ』
- 第8話ストーリー『人質ハーシェルとミショーン』
- 第9話ストーリー『ミショーンとペットウォーカー』
- 第10話ストーリー『逃げるダリルとベス』
- 第11話ストーリー『グレンとエイブラハムらの出会い』
- 第12話ストーリー『ベスのお酒』
- 第13話ストーリー『ボブの過去』
- 第14話ストーリー『リジーの狂気』
- 第15話ストーリー『仲良しカールとミショーン』
- 第16話ストーリー『終着駅到着』
- ウォーキング・デッドシーズン4&全シーズンまとめ
- おすすめの動画配信サービスどこが良い?
ウォーキング・デッドシーズン4第6話より
⚠この記事には、ウォーキング・デッド4についてのネタバレ内容が含まれますので、未視聴の方はご注意ください。
邦題 | ウォーキング・デッド |
原題 | The Walking Dead |
製作総指揮 | Greg Nicotero/グレゴリー・ニコテロ |
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第1話ストーリー『農民リック』
ウォーキング・デッドシーズン4第1話より
邦題 | 嵐の前の静けさ |
原題 | 30 Days Without an Accident |
監督・ディレクター | Greg Nicotero/グレゴリー・ニコテロ |
脚本 | Scott M. Gimple/スコット・M・ギンプル |
畑を耕すリック。
家畜小屋では豚の”バイオレット”の元気が無いのを心配がるカール。
フェンスには日に日に押し寄せるウォーカーが増え、対策を立てないといけないと話すダリルとキャロル。
新たに仲間に加わった面々も多く見える。
ベスの新たな恋人となったザックは、グレンやダリルを手伝って食料調達に参加するという。
他にも一週間前から仲間に加わっているボブも、そろそろ働きたいと申し出る。
タイリース、サシャ、それに久しぶりに刑務所に顔を見せたミショーンも加えて出発した。
森に罠を見に来たリックは、よろよろで食べ物を探し回る女性と出会う。
仲間に加えるかどうかを判断するために、彼女の夫の元に案内させた。
スーパーマーケット跡で食料を調達していると、突然天井が崩壊してウォーカーが次々と降って来た。
混乱の中、ザックが犠牲となってしまう。
天井の崩壊は続き、必死に逃げる一同。
と同時に、屋上に止まっていたヘリコプターまでが落下してきたのだった。
森で出会った女性クララに案内されて夫エディのいるはずのテントまでやってくると、そこにエディはいなかった。
突然ナイフで襲いかかってくるクララ。
エディはもうとっくに転化してしまっていた。
「彼なしでは生きられない」と言うクララは、自分を刺した。
刑務所ではキャロルが子供達に本読みを聞かせていたが、この世界で生きていく手段を学ばせるために、こっそりナイフの扱いなども教えていた。
物資調達から帰って来た一行。
ダリルは苦々しくベスにザックのことを知らせる。
ベスは気丈に振る舞い、「もう泣かない」と言って、無事故継続日数を表すボードを0日へと戻したのだった。
その夜、新顔だったまだ若いパトリックという少年の体調が急激に悪化し、よろめきながらシャワーを浴びに来たが、そこで血を吐いて絶命する。
そして誰も知らない所で、彼は転化するのだった…
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第2話ストーリー『キャロルの教え』
ウォーキング・デッドシーズン4第2話より
邦題 | 新たな脅威 |
原題 | Infected |
監督・ディレクター | Guy Ferland/ガイ・ファーランド |
脚本 | Angela Kang/アンジェラ・カング |
刑務所のフェンスで何者かがネズミをウォーカーに与えていた。
転化したパトリックが独房の中に侵入し、眠っている男に食らいつく。
翌朝になって、刑務所内から銃声が響く。
リックやグレンたちがウォーカーで充満したD棟で、生き残った住民を避難させる。
ウォーカーを一掃した後、転化の原因は、家畜などから広まった感染症だという結論に至る。
ウォーカーに噛まれたライアンは助かる見込みも無く、キャロルは娘のリジーとミカを呼んでお別れをし、転化する前に止めを刺す。
委員会で感染者の隔離について話し合われ、特に症状が出ていたカレンとデイビッドをA棟に隔離した。
リジーはフェンスの近くで取り乱していたが、それは父親についてではなく、ニックと名付けていたウォーカーについてであった。
フェンスには続々とウォーカーが群がり、マギーが今にも倒れそうなフェンスを発見し、リックとダリルに助けを求める。
いくら倒してもキリが無いため、リックはダリルの運転でフェンスの外に出て、子豚を犠牲にしてウォーカーをおびき寄せる作戦に出る。
そして感染源の可能性がある家畜の小屋を焼き払った。
タイリースはカレンを見舞いに訪れるが、そこにカレンの姿は無く、残されていた血の跡を辿っていくと、その先でカレンとデイビッドは焼き払われていたのだった。
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シーズン4第2話 ネタバレ 感想『美しすぎるリジーと…ミカ』
第3話ストーリー『サシャ感染』
ウォーキング・デッドシーズン4第3話より
邦題 | 集団感染 |
原題 | Isolation |
監督・ディレクター | Dan Sackheim/ダニエル・サックハイム |
脚本 | Robert Kirkman/ロバート・カークマン |
次々と感染による犠牲者が増えていた。
タイリースは、カレンらの遺体を、リック・キャロル・ダリルに見せ、怒りをあらわにする。
その後ハーシェルとグレンの前に、サシャまで具合を悪くして現れた。
ドクターSを探して回るが、D棟で生き延びた全員に病は広まり、当のドクターも感染していた。
ハーシェルは獣医大学から抗生物質を取ってくることを提案し、ダリルとミショーン、それにボブとタイリースが加わって向かった。
独房で一人苦しむグレンの元にマギーが近寄ると、グレンは彼女を制し「発症した」と告白した。
さらにリジーも。
ハーシェルは、風邪やインフルエンザの特効薬と言われるエルダーフラワーを採取し、ティーを作ってA棟へと差し入れに来る。
ドクターSやグレンにお茶を飲ませ、希望を捨てるなと励ました。
リックはカレンとデイビッドが焼かれた現場を調べていた。
そこには犯人のものと思しき血糊のついた手形を見つけた。
ダリルらは車で移動中、ラジオで不審な電波をキャッチする。
気を取られているうちにウォーカーの大群の只中に突っ込んでしまい、車を捨てて逃げる。
リックは水汲みをしているキャロルを呼び止め「カレンとデイビッドを焼いたのか?」と問う。
キャロルは「ええ」と答えて去っていった…
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第4話ストーリー『ボブのアルコール依存症』
ウォーキング・デッドシーズン4第4話より
邦題 | 傷だらけの絆 |
原題 | Indifference |
監督・ディレクター | Tricia Brock/トリシア・ブロック |
脚本 | Matthew Negrete/マシュー・ネグレテ |
キャロルはリックと物資調達に行く前に、リジーと話す。
リジーは、自分の考えについて話し、キャロルはリジーがこの世界で強く生き抜くためのアドバイスを根気強く教え込んだ。
道中の車の中では「感染を拡大させないために焼いた」とキャロルは語った。
移動手段を失ったダリル一行は、ツルの絡まった車を見つけるが、バッテリーが切れており、替えのバッテリーを探しにダリルとボブがスタンドを物色する。
リックとキャロルは街でとある家を物色していると、二階の部屋で若いカップル、サムとアンに出会う。
二人の話を聞く中で、リックは仲間に入れるべきかどうか質問をする。
二人は仲間に入りたがったので、キャロルが手伝いを頼み、2時間後に落ち合うことにしてリックの腕時計を渡した。
車を修理して出発したダリルたちは、獣医大学に到着した。
「アルコール依存症」だったと告白したボブが、何かをリュックに詰めていたのをミショーンが見ていた。
別の家でも物資調達を終えたリックとキャロルが戻ろうとすると、通りでウォーカーの餌食となってしまったアンの姿を見つける。
家に戻ってサムを待つが、いくら待っても戻ってこないので、仕方なく出発した。
ダリル一行は、ボブのアドバイスを頼りにハーシェルの作ってくれた薬のリストを集めたが、脱出する途中にウォーカーに襲われてしまった。
逃げ延びるため窓から屋根に飛び移る際、ボブが薬の入ったリュックをウォーカーに掴まれる。
頑なに離さないボブであったが、助け出したところ中から酒瓶が出て来たのでダリルが激怒する。
リックは、車のところまで来て、キャロルの決断について、間違いだったとの結論を出し、キャロルに、一緒に刑務所に戻れないと告げる。
生きるのに十分な物資を分け与えられ、アンとサムが使っていた車でキャロルは去る。
ダリルたちもまた、帰路へとついていた。
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第5話ストーリー『グレン?生きてる?』
ウォーキング・デッドシーズン4第5話より
邦題 | 遠のく希望 |
原題 | Internment |
監督・ディレクター | David Boyd/デイビット・ボイド |
脚本 | Channing Powell/チャニング・パウエル |
感染者を隔離しているA棟でハーシェルが奮闘していた。
容体が悪化したヘンリーに、サシャとグレンの手助けと共に呼吸器を挿管する。
別の独房では、すでに生き絶えた者がおり、そっと運び出してグレンが頭を刺す。
リックが刑務所に到着し、迎え入れたマギーに、キャロルのことを話した。
医師のドクターSの症状は末期となり、自分で助からないことを悟り、ハーシェルに最悪の事態に備え、全員のドアをしっかり閉めろと指示を出す。
次々と感染者が息を引き取り、サシャまで意識を失う。
そのすぐ近くでは、別の患者が転化を始める。
グレンはヘンリーの呼吸器をみていたが、容体が悪化して血を吐いて倒れる。
それをリジーが発見してハーシェルに助けを求める。
同時に、各独房から続々と犠牲者がウォーカーへと転化して暴れ始める。
リジーは、転化したヘンリーをグレンから遠ざようとおびき寄せるが、途中でつまずいて噛まれそうになるが、ハーシェルがギリギリで助け出す。
銃を借りようとハーシェルがドクターSの元にいくと、すでに彼も転化している。
外ではリックとカールがフェンスに殺到するウォーカーを支えていたが、とうとうフェンスが倒れ、ウォーカーが雪崩れ込み、サブマシンガンで応戦する。
ハーシェルは窒息しそうなグレンのために、呼吸器をつけたままのヘンリーから取り外そうする。
駆けつけたマギーに助けられ、呼吸器をグレンに取り付ける。
ダリル一行が刑務所に到着する。
タイリースがサシャの元に駆けつけ、抱き寄せる。
翌日、犠牲者の遺体を運び出すミショーンを手伝い、ハーシェルがついて車で刑務所を後にする。
そこに外から人知れず刑務所を伺うある人物が居た…
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第6話ストーリー『総督の家族』
ウォーキング・デッドシーズン4第6話より
邦題 | 葬られた過去 |
原題 | Live Bait |
監督・ディレクター | Michael Uppendahl/マイケル・アッペンダール |
脚本 | Nichole Beattie/ニコール・ビーティー |
物語は一旦時間を遡る。
総督は住民を虐殺した後、マルチネスとシャンパートと共に野営するが、朝になるとその二人からも見捨てられて一人きりになってしまった。
ウッドベリーに火をつけ、数ヶ月さまよった後、ある街で力尽きて倒れるが、建物の二階の窓から少女がこちらを見ているのに気付く。
そこで、二人の姉妹、妹のタラと姉のリリー、その娘メーガン、父親のデイビッドと出会う。
ブライアン・ヘリオットと偽名を名乗り、一晩泊まることに。
父親の頼みで、別のアパートの部屋にバックギャモンのセットを取りに行く総督。
次第に打ち解けて信頼関係を築いた総督とデイビッド一家。
翌朝出て行こうとする総督に、リリーがもう一つお願いをする。
父親は末期ガンで、少しでも長く生きられるように近くの老人ホームで酸素タンクを調達してほしいというのだ。
ウォーカーをかわして酸素タンクを手に入れて来た総督、リリーはお礼を言い、傷に手当てをする。
総督はその後出て行かず、数日して父親が息を引き取るところに立会い、そして姉妹の代わりに転化したデイビッドの頭を酸素タンクで割った。
埋葬を終わらせて出て行こうとする総督に、連れて行って欲しいと頼むリリー。
次の日、四人はデイビッドが仕事で食品運搬に使っていた貨物車に乗って一緒に出発する。
たまたまこの車に残っていた食品で、彼女たちは数ヶ月生き延びることができたのだ。
その夜、荷台で寝ている時、総督とリリーはキスを交わす。
翌朝、車の調子が悪くなり、放棄して歩き出す。
運悪くタラが捻挫したところにウォーカーの大群に出くわす。
総督はメーガンを抱いて走って森の中を逃げる。
逃げ惑ううちに、ウォーカーを捕らえるための落とし穴に落ちてしまう。
そこに現れた男は、なんとあのマルチネスであった。
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第7話ストーリー『マルチネスグループ』
ウォーキング・デッドシーズン4第7話より
邦題 | 蘇る過去 |
原題 | Dead Weight |
監督・ディレクター | Jeremy Podeswa/ジェレミー・ポーズワ |
脚本 | Curtis Gwinn/カーティス・グウィン |
マルティネスが現在リーダーをしているグループに働くという条件で招き入れられた総督。
その後食料調達にマルティネス、ピート、ミッチと共に出かける。
森の中で木に縛り付けられて頭の無い遺体に「嘘つき」と書かれているのを見つける。
物資があると言われている小屋に調査に来た四人は、さらに首の無い遺体に「レイプ魔」と書かれているのを見つけ、ポーチでは「人殺し」と書かれた遺体も居た。
ウォーカーに襲われながらも食料を手に入れた総督たちは、キャンプに戻ってテーブルを囲んで談笑した。
ほろ酔いのマルティネスは、ゴルフボールを打ちながら、シャンパートが亡くなったことなどを話すが、突然総督に後ろから襲われ倒れる。
そしてウォーカーの罠に突き落とされ絶命する。
酒に酔って罠に落ちたとピートは皆に発表し、総督・ミッチと三人で狩りに出かける。
その途中、小さなキャンプを見つけるが、物資を強奪しようと提案するミッチの案をピートが拒否する。
しかしそのキャンプは、数時間後には襲われてしまっていた。
近くに危険な人間が居ることを確認した総督は、夜にメーガンら三人を連れて逃げようとするが、沼にはまって蠢く無数のウォーカーが居る場所に差し掛かり、やむなく引き返す。
翌日、総督はピートの居るトレーラーに出向き、不意をついてピートの首を絞めて害する。
その足でミッチのトレーラーに行き、ピートを害したことを話し、自分がリーダーにふさわしいと脅しながら説得する。
総督はグループを統治することになったその夜、リックたちが居る刑務所のある場所を地図でチェックする。
もっと安全な場所があるとリリーに説明する。
そして総督は刑務所の近くまでやってきて、たまたま出かけていたハーシェルとミショーンを見つけて銃を抜くのだった。
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第8話ストーリー『人質ハーシェルとミショーン』
ウォーキング・デッドシーズン4第8話より
邦題 | 最後の決戦 |
原題 | Too Far Gone |
監督・ディレクター | Ernest Dickerson/アーネスト・ディッカーソン |
脚本 | Seth Hoffman/セス・ホフマン |
ウッドベリーを襲撃した者たちが近くに住んでいると総督は皆に伝え、ミショーンとハーシェルを人質に刑務所を奪い取る計画を話す。
川の近くの安全な場所にリリーとメーガンを一時退避させ、刑務所襲撃へ向かう。
刑務所内では、リックがダリルにキャロルを追放したことを話していた。
サシャはボブに命を救ってくれたと感謝した。
一方タイリースは、うさぎが貼り付けにされているのを見つけリックとダリルに報告する。
リックが真相を言おうとした時、轟音と共に刑務所が振動した。
外では総督が戦車を筆頭に、仲間を引き連れてフェンスの外に並んでいた。
そしてその陣頭には、人質となったミショーンとハーシェルが居た。
日没までに明け渡しを要求する総督、リックが一人交渉する間、ダリルは静かに武器を皆に手渡す。
一方メーガンは、土を掘って遊んでいたが、そこに埋められたウォーカーが這い出してきて噛まれてしまった。
懸命に交渉を続けるリックであったが、「一緒に住める」「今なら引き返せる」「人は誰でも変われるんだ」という言葉に、総督は一言「嘘だ」と言ってハーシェルの首をはねてしまう。
それを機に壮絶な撃ち合いへと発展し、全面衝突へと突入する。
参加していたタラは総督の振る舞いを見て戦意喪失し、アリーシャに隠れているよう言われる。
総督の元に現れたリリーの腕には、すでに亡くなったメーガンが抱えられていた。
無言でメーガンの頭に銃弾を撃ち込む総督。
バスに住民を避難させるようベスに頼んだマギーは、グレンを探しにいく。
刑務所内を逃げるグレンを見つけバスに乗せると、今度はジュディスを探しにベスが居なくなっている。
ボブとサシャにマギーが合流しベスの所在を聞いていると、バスが出発してしまった。
肩を撃たれたボブを庇いつつ、三人は安全な場所を求めて退却する。
総督とリックは掴み合いとなっていた。
壮絶な殴り合いが繰り広げる向こうでは、刑務所に侵攻する戦車があった。
タイリースはあわやアリーシャたちに包囲されかけたが、その瞬間、横から現れたリジーとミカたちに撃たれて倒れる。
そのまま一団となって逃げ延びていく。
リックに馬乗りとなって締め上げる総督、勝利を確信したその時、背後からミショーンに胸を突き刺される。
手榴弾で戦車を攻略したダリルは、ベスと遭遇し、一緒に逃げる。
リックとカールも別の場所で逃げ落ちていった。
瀕死のまま残された総督は、歩み寄ってきたリリーによってとどめを刺される。
今や刑務所にはウォーカーで溢れかえっていた…
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シーズン4第8話 ネタバレ 感想『すぐどうでも良くなる総督』
第9話ストーリー『ミショーンとペットウォーカー』
ウォーキング・デッドシーズン4第9話より
邦題 | そして、独りに |
原題 | After |
監督・ディレクター | Greg Nicotero/グレゴリー・ニコテロ |
脚本 | Robert Kirkman/ロバート・カークマン |
戦いの後、荒れ果てた刑務所の外でミショーンは独り。
転化したハーシェルの頭に刀を突き刺し、身を守るためウォーカーの手足と口を落として紐で繋いで歩き始める。
リックとカールはレストランを見つける。
中では、転化した父にとどめを刺せないで、バリケードで閉じ込めておいたままにされていたウォーカーが居て「Please do what I couldn't - Joe Jr.」という置き手紙があった。
食料を調達し、再出発する。
小道に出たミショーンは、リックとカールらしき足跡を発見するが、敢えて独りを選んで森の中を進んでいった。
畑を耕すばかりで、総督への対処を先送りにし、刑務所を守れなかったリックに、リーダー失格と感じているカールは、常に父親への反感や反抗心、または息子としての父親への対抗心を露わにしていた。
家を見つけた二人は、安全を確保すると、入り口を固く閉ざして夜を過ごした。
ミショーンは台所で食べ物を切り分けている。
その向こうでは、ボーイフレンドのマイクと、友達テリーが、芸術に関して話をしている。
しかしやがてミショーンの持つ包丁が刀に、二人の男の服はボロボロに変わり、会話は世界崩壊後の生き残りの論争や、苦悩について突如変化する。
息子を抱いて二人に近づくと、マイクとテリーの腕が無くなり、ミショーンは叫び、そして車の中で夢から覚める。
翌日、疲労からかまったく目を覚まさないリック。
ドアをウォーカーが叩く音がして、カールは裏口から外に出ておびき出す。
新手のウォーカーに背後から襲われるが、なんとか倒して家に戻る。
そこでカールは眠り続けるリックに胸の内の怒りをぶちまける。
近所の家に侵入し、食料を見つけるカール。
二階でウォーカーに襲われ、弾切れにあい、ギリギリで部屋に閉じ込めることに成功し、扉に「WALKER INSIDE GOT MY SHOE DIDN'T GET ME(ウォーカーが中に居る。靴は取られたが、僕は捕まえられなかった。」と書き残し、屋根で満足げにプリンの大きな缶を一人で食べた。
ミショーンは森の中でウォーカーに紛れて歩くうち、自分とそっくりのウォーカーの幻覚を見、取り乱して全員を切り刻んだ後、思い直して仲間を探すため、小道で見つけた足跡を追うことに。
夜になって動かなかったリックがうめき声を上げて動き出した。
転化したのかと勘違いしたカールは怯えて銃を構えるが、朦朧とした意識の中で、リックは息子を守ろうとする言葉を言い残して気絶する。
リックたちが通った後のレストランでミショーンも居た。
息子の悲しいメモを見て、ミショーンは始めて弱音を吐いて泣いた。
しかし同時に、生きる理由を確信してリックたちを追った。
リックたちが泊まった家まで追いついたミショーンは、カールが食べたプリンの空き缶を見て、家に近づいていく。
窓からそっと覗いて二人の姿を確認したミショーンは、噛みしめるような笑顔を作ってドアをノックした。
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第10話ストーリー『逃げるダリルとベス』
ウォーキング・デッドシーズン4第10話より
邦題 | 生存者たち |
原題 | Inmates |
監督・ディレクター | Tricia Brock/トリシア・ブロック |
脚本 | Matthew Negrete/マシュー・ネグレテ Channing Powell/チャニング・パウエル |
ダリルとベスがウォーカーを蹴散らしながら森を駆け抜ける。
疲れ果てて倒れこむ。
夜、ベスはダリルに仲間の捜索を持ちかけるが、ダリルは気力を失い取り合わない。
希望を持って行動し、さらなる絶望に打ちのめされるのを恐れているようでもある。
森の中で何者かが逃げた痕跡を見つけるが、その先でウォーカーに食べられている人間を見つけて泣き崩れるベス。
時間を前後して、ジュディスを抱くタイリースが、リジーとミカを連れて森を彷徨っていた。
ぶどうを取ったミカが、鳥の音に驚いて逃げる。
ダリルたちが見つけた跡は、タイリースたちのものだったのだ。
その後人の叫び声を聞いたタイリースはミカとリジーにその場を離れるなと言い残して助けに行った。
ウォーカーに襲われる人を助けるが、甲斐なくして全員が犠牲になる。
途中ミカが迫るウォーカーに放った銃声を聞く。
全てのウォーカーを始末した後、タイリースを呼ぶ声に振り返ると、そこにはリジーたちを助けて連れてきたキャロルが立っていた。
ウォーカーに噛まれて絶望する人は、タイリースたちに森は危険だ、線路を進めば安全な場所があると教える。
その言葉通り進むと、「生存者の生きる場所」と書かれた終着駅への地図の看板を見つける。
一方マギーは、サシャとボブと一緒に居た。
道端で刑務所から逃げたバスを見つけるが、中は全滅していた。
一体ずつウォーカーを倒して、グレンの安否を確認するが、そこにグレンは居なかった。
グレンは刑務所で目覚めていた。
マギーの名を呼ぶが誰もおらず、ひたすら大量のウォーカーが刑務所内を徘徊していた。
防護服を身につけて突破するグレンは、途中で我を失ったまま身を潜めている、衝突の際は総督側の軍に居たタラを見つける。
グレンは彼女を助け出し、刑務所を出たところで、タラの口からハーシェルが処刑されたことを知る。
襲い来るウォーカーと戦う中で、グレンは気を失って倒れる。
そこに謎の軍用トラックが通りかかり、二人の男と一人の女が現れた。
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シーズン4第10話 ネタバレ 感想『ダリル&ベスのキスくらい見たかった』
第11話ストーリー『グレンとエイブラハムらの出会い』
ウォーキング・デッドシーズン4第11話より
邦題 | 危険なよそ者 |
原題 | Claimed |
監督・ディレクター | Seith Mann/セイス・マン |
脚本 | Nichole Beattie/ニコール・ビーティー Seth Hoffman/セス・ホフマン |
軍用トラックに乗せられたタラと意識不明のグレン。
途中事故現場で立ち往生して、迫ってきたウォーカーを釘抜きで倒す謎の男。(エイブラハム)
冗談を言い合うミショーンとカール。
二人は食料を調達しに出かける。
体が回復しきっていないリックは、二階のベッドで横になっていた。
ミショーンはジュディスを亡くしたと思い傷ついているカールに、自分には3歳の息子が居たと、誰にも話していない身の上話を打ち明けた。
それについて色々質問するカールに、一部屋確認するごとに一つずつ答えるわとミショーン。
その頃リックは、謎の侵入者の声で目を覚まし、ベッドの下に身を潜ませる。
侵入者の一人の男は、リックの真上でうたたねを始めた。
ミショーンの息子はアンドレという名前だとカールに語った。
こんなことになった後すぐに逝ってしまったことも。
ミショーンは家を捜索するうち、家族が心中している部屋を見つける。
カールは「ジュディスとアンドレはきっとどこかで一緒にいる。」と言った。
リックの隠れている部屋で、侵入者の仲間同士で喧嘩が始まり、倒された男がリックに気づくが、それを知らす前に首を絞められて気絶する。
トラックで気がついたグレンは、タラの目撃情報から、バスが全滅していたことを知り、マギーを探すため徒歩で戻ろうとする。
エイブラハムは、ロジータとユージーンを紹介し、全ての惨劇の原因を知っているというユージーンをワシントンD.C.に護送する途中だと説明した。
グレンとエイブラハムが揉めていると、ウォーカーが近づいてきて、ユージーンがサブマシンガンをでたらめに乱射すると、車に当たって燃料が漏れ出してきてしまった。
リックは男が寝静まると、静かに這い出し、洗面所に移動すると、そこでもう一人の男と遭遇し、首を絞めて絶命させると、窓から脱出する。
トラックが使えなくなったエイブラハムたちは、立ち去ろうとするグレンとタラに付いていくことを決める。
リックは玄関先に隠れて様子を伺っていたが、ミショーンとカールがタイミング悪く帰ってきたのを見つけ、やむなく先制攻撃しようと飛び出そうとした瞬間、家の中でウォーカーが暴れ出し、仲間が叫びだした。
リックは静かにそこを去り、二人に危険を知らせて逃げた。
そして線路沿いを歩いている時に、「万人の聖域 万人の共同体 生存者の生きる場所」という言葉と共に、終着駅が指し示された地図を見つけ、そこへと歩みを進めた。
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シーズン4第11話 ネタバレ 感想『筋肉と頭脳とエロいスタイルの女』
第12話ストーリー『ベスのお酒』
ウォーキング・デッドシーズン4第12話より
邦題 | 本音の杯 |
原題 | Still |
監督・ディレクター | Julius Ramsay/ジュリアス・ランセイ |
脚本 | Angela Kang/アンジェラ・カング |
暗闇の中、ダリルとベスは車のトランクに隠れてウォーカーがやり過ごす。
翌朝、使える車の部品を回収して、それを使って火を起こし、ウォーカーが近づいたらわかるように音の鳴る罠をしかけ、キャンプをする。
「お酒を飲みたい」と急に言いだすベス。
ハーシェルが禁止したので、一度も飲んだことが無いといい、一人で森の中を探索しようとする。
仕方なく付いていくダリル。
二人はやがてゴルフ場跡に行き着く。
中でワインを見つけたベスだが、ウォーカーに襲われ、ワインを叩きつけ、割れた瓶で頭を刺す。
壁には「WELCOME TO THE DOGTROT」という物々しい文字が。
他にも「RICH BITCH」と張り紙された女性の遺体を見つけ、布を被せた。
時計のベルの音が鳴り響き、刺激されたウォーカーが各所から押し寄せる。
クラブを使ってこれを一掃するダリル。
その後バーを見つけ、そこでベスは”Peach Schnapps”という女性向けのカクテルを見つける。
いざ飲もうとすると、泣き崩れてしまうベス。
ダリルは酒の瓶を叩きわると「初めてにこんなまずい酒はふさわしくない」と言った。
ダリルがベスを連れてきた場所は、以前ミショーンと発見した密造酒の保管してある小屋だった。
「これこそ最初の酒だ。」といって注ぐダリル。
ダリルはこのガラクタのような家も外の小屋も、昔両親と住んでいた家とそっくりだと言い、昔の話を話して聞かせ、一度は断った酒を飲んだ。
酒を使ったゲームをする二人。
その中でダリルが昔刑務所に入っていたのでは?とベスが仄めかすと、ダリルは取り乱し怒り始め、ウォーカーのいる外にベスを連れ出し、矢で貼り付けにしたウォーカーをベスに撃たせる。
ベスはダリルに強がりをやめろと叫び、悲しいなら認めろと訴えた。
ダリルは自分を責め、総督を目の前に何もできず誰も守れなかったことを悔やんで涙を流した。
その夜、ポーチでダリルは昔の自分の職業についての話をした。
職業などない、何者でも無い、メルルと自分はただのならず者だったと。
やがてベスが笑って提案する。
悲しい過去なんてこの家ごと燃やしてしまおうと。
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第13話ストーリー『ボブの過去』
ウォーキング・デッドシーズン4第13話より
邦題 | 孤独と温もり |
原題 | Alone |
監督・ディレクター | Ernest Dickerson/アーネスト・ディッカーソン |
脚本 | Curtis Gwinn/カーティス・グウィン |
ボブがリックのグループに加わる以前に、一人で彷徨っていた頃の回想シーン。
街道を歩いていると、グレンとダリルと遭遇する。
3つの質問を聞かれ、答え終わると、ダリルが「一緒に来るか?」と問う。
「ああ」とだけ答えて仲間に加わった。
回想が終わり現在、深い霧の中で四方から襲いかかって来るウォーカーを相手に、ボブ、サシャ、マギーが背中合わせで戦っていた。
力を合わせてこれを一掃するが、深い霧に足止めをくらう。
一方ダリルはベスにクロスボウの扱いを教えている。
しかしトラバサミに捕まったベスは足を負傷し、ダリルはベスを背負って移動する。
通りかかった墓場で、花を手向ける二人。
霧が晴れて移動を始めたマギーら三人は、終着駅の看板を見つける。
ボブが獣医大学に向かう途中にラジオから同じメッセージを聴いたことを話した。
サシャは三人の安全を優先し行くことに反対する。
ダリルは葬儀場でベスの足の傷の手当てをし、食料を確保する。
安全を確認すると、アップライトピアノで歌を歌うベス、ダリルがそれに耳を傾けて寝転がる。
ボブとサシャが目覚めると、マギーは書き置きを残して、一人でグレンを探しに行ってしまっていた。
ボブは今なら追いつけるとサシャを説得し、二人も出発した。
途中マギーが終着駅の看板にウォーカーの血でグレンに宛てて書き綴ったメッセージを見つける。
夜、ダリルとベスが夕食を食べていると、犬が外で吠えている。
入り口を確認すると、ウォーカーが雪崩れ込んで来る。
ベスを一旦先に外に逃がし、ウォーカーを地下におびき寄せて閉じ込めると、ベスを探して戻るが、リュックだけが残され、そこにベスは居ない。
そこに一台の車が走り去る。
走って追うダリルだったが、やがて力尽きて交差点でへたり込む。
ボブと線路を進んでいると、廃ビルを見つけたサシャは、ここに住めると言うが、ボブはマギーをほっておけないといって別れることに。
ビルに上がって中を確認したサシャは、たまたま覗いた窓からウォーカーに紛れて休むマギーを発見する。
窓枠が落ち、大きな音が鳴ってウォーカーをおびき寄せてしまい、サシャはあわててマギーを助ける。
線路脇で座り込んでいたダリルは、謎の男たちに取り囲まれる。
リーダーのジョーと名乗る男にクロスボウを突きつけるが、仲間の男たちがダリルに銃を向けたので均衡状態となり、ジョーの提案で仲間になることに。
一人歩みを進めていたボブにサシャとベスが追いつき、抱き合う。
その頃グレンも、例の終着駅の看板を見ていた。
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第14話ストーリー『リジーの狂気』
ウォーキング・デッドシーズン4第14話より
邦題 | 正気な狂気 |
原題 | The Grove |
監督・ディレクター | Michael E. Satrazemis/マイク・サトラズミス |
脚本 | Scott M. Gimple/スコット・M・ギンプル |
タイリースとミカが眠る間、キャロルとリジーが見張りをしている。
タイリースが狙われた時、二人の男女の頭を撃ったと言うリジー。
キャロルは、それでいいと答える。
翌朝傷ついたタイリースの腕を手当てし、 キャロルとミカは水を探しに行く。
そこでフェンスに囲まれた家を見つけ、数日滞在し体を休めることに。
その夜は、久しぶりの安息の空間に、穏やかな時間を過ごす。
リジーはウォーカーを、生きている人間の状態として捉えていた。
翌朝、庭でウォーカーと戯れるリジーをキャロルが見つけ、慌てて駆け寄り、ウォーカーを刺すが、リジーはそれを”友達”だと言って酷く取り乱す。
その後リジーとミカが、線路で動けなくなったウォーカーのところで、ウォーカーの解釈について言い争っていると、森から焼け焦げたウォーカーの群れがやってくる。
叫び声を聞きつけてやってきたキャロルとタイリースが援護し、難を逃れる。
その夜、「彼らのことが理解できた?」というキャロルに対して、リジーは「やるべきことが分かった。」と答える。
次の日、タイリースとキャロルが狩りに出かけ、タイリースはカレンの悪夢を見ると打ち明ける。
キャロルは未だ真実を打ち明けることはできずにいた。
戻って来ると、リジーが血まみれのナイフを持って横たわるミカの傍に立っていた。
「平気よ、戻って来る、頭は無傷。」
と説明するリジー。
タイリースとキャロルは必死に冷静を装い、リジーを落ち着かせてから、彼女を家にいれる。
リジーの部屋からは大量のネズミが入った箱も見つかった。
刑務所でウォーカーに餌を与えていたのはリジーだったのだ。
キャロルはリジーと外に連れ出し、ミカのためにお花を摘もうと言う。
動揺を隠せないキャロルに、リジーは敏感に反応し、「怒らないで」と取り乱す。
キャロルは「大好きよリジー」と言った後「さあ、花を見て」と落ち着かせる。
そして静かに銃を抜き、トリガーを引いた。
その夜、キャロルはタイリースに、カレンを焼いたのは自分だと告白した。
必死に怒りをこらえたタイリースは、その怒りを押し殺すように「君を許す。」と告げた。
次の日、二人はジュディスを抱いて、新たな旅路へと着いた。
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シーズン4第14話 ネタバレ 感想『リジーが父似のミカを…』
第15話ストーリー『仲良しカールとミショーン』
ウォーキング・デッドシーズン4第15話より
邦題 | トンネルの彼方へ |
原題 | Us |
監督・ディレクター | Greg Nicotero/グレゴリー・ニコテロ |
脚本 | Nichole Beattie/ニコール・ビーティー Seth Hoffman/セス・ホフマン |
エイブラハムとグレン一行が線路を歩いている。
ユージーンがタラにずっと喋りかけている。
夜、エイブラハムはタラに「グレンに惚れているのか」と問う。
”ロジータ”の尻を見つめていたとも。
翌日、グレンはマギーの書き残したメッセージを発見し、駆け出していく。
森で狩りをしていたダリルと、ジョーの一味レンが獲物について揉める。
ジョーが仲介に来て、”claimed(要求した)”と先に言った者が権利を有するというグループのルールを説明する。
先を急ぐグレンは、トンネルの入り口で「終着駅へ マギー・ボブ・サシャ」というまだ乾ききっていない新しいメッセージを見つける。
エイブラハムは、長いトンネルにウォーカーのうめき声が響いてくるため、ユージーンの安全のために遠回りをしてでも迂回すると譲らない。
グレンとタラは仕方なくエイブラハムたちと別れて進み始める。
トンネルは途中で崩壊していて、瓦礫の山ができていた。
その向こうには、大量のウォーカーがひしめき合っている。
懐中電灯でウォーカーの注意を引き、通り抜けようとするが、タラが足を滑らせて瓦礫に挟まれてしまう。
その頃エイブラハムたちは車を見つけ、ユージーンは頑なに道のナビゲーティングをすると言う。
彼の言う通り車を進めるが、目的地に向かっていると思えない。
線路のところで「止めろ」と言うユージーン。
そこはさっきのトンネルの出口だった。
揉める一行だったが、ユージーンが何かを見つける。
ダリルはジョー一味と車の整備工場で休んでいたが、またもレンがつっかかって来て、獲物を盗んだと主張する。
しかしレンがダリルのリュックにこっそり獲物を入れたところをジョーが見ていたため、レンの嘘は発覚する。
グレンはタラを置いていけず、ウォーカーに発砲するがすぐに弾切れとなり、万事休すかと思われたところに、マギーらと合流したエイブラハムが車で駆けつけ助け出す。
レンがリンチの末矢を頭に刺されて倒れているのを見つけるダリル。
毛布をかけようとするが、止める。
ジョーたちも終着駅を目指して歩いていく。
その頃グレンたちは、とうとう終着駅に到着していた。
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シーズン4第15話 ネタバレ 感想『クレイマーズの謎ルール』
第16話ストーリー『終着駅到着』
ウォーキング・デッドシーズン4第16話より
邦題 | 終着駅(A) |
原題 | A |
監督・ディレクター | Michelle MacLaren/ミシェル・マクラーレン |
脚本 | Scott M. Gimple/スコット・M・ギンプル Angela Kang/アンジェラ・カング |
血だらけのリックが車の前で呆然と、刑務所でのことを思い出していた。
時間は遡り、リックはカールに森の中で罠の仕組みを教えていた。
すると叫び声が聞こえる。
カールは走り出すが、すでにウォーカーに囲まれ捕まった男を、もう無理だとリックは止め、逃げる。
道で壊れたトラックを見つけ、そこで一夜を過ごすことに。
トラックでカールが眠り、リックとミショーンが終着駅のことについて話していると、突如ジョーに銃を突きつけられる。
そこにダリルが現れ、リックを助けるよう説得する。
しかしダリルは殴られ、カールはダンという男に犯されそうになる。
リックはジョーに頭突きし、激しく争った後、喉を噛み切る。
注意が逸れた隙にミショーンが銃を奪い、二人を撃つ。
ダリルが反撃し、一人を倒す。
残されたダンはカールを人質に取るが、リックに刺される。
再び回想シーン、ハーシェルはリックに農業や家畜の飼育を提案する。
カールに示すべき道について説くハーシェル。
冒頭の放心状態のリックのシーンに繋がる。
ダリルが来て、これまでのことを話す。
昨夜のことについては「誰でもそうした」と慰めるダリル。
リックは「カールを守るためならなんでもする」と答えた。
その後終着駅を見つけたリックたちは、二手に別れて周囲を調査する。
ミショーンは過去の自分についてカールに語り、カールは自分が誇りに思われるような息子じゃないと打ち明ける。
リックは銃を埋めて、もしもの時に備えた。
フェンスを越えて侵入し、建物の裏口から警戒して入っていく。
中では、獣医大学に向かうダリルたちが聴いたメッセージを朗読する女性や、作業している男たちが居た。
侵入者のリックたちを、構わず歓迎するリーダーらしき男ガレス。
身体検査の後、アレックスという男に案内されて中庭へ移動し、食事を与えられるが、リックは、中庭でたむろする連中が、オレンジ色のリュック(これはシーズン3エピソード12「守るべき思い出」で行き道ヒッチハイカーが持っていて、帰り道亡くなっていたので回収した物)を持っていたり、刑務所でグレンが保管していた防護服や、マギーが着ていたダリルのポンチョなどを身につけていること、アレックスが持っているグレンの懐中時計を目ざとく見つけて、とっさに彼を人質に取る。
ガレスが駆けつけ、どこでそれらを手にいれたと詰問するリックに説明する。
ガレスは拳で仲間に合図を送り撃たせるが、リックはとっさにアレックスを盾にして防ぐ。
銃撃戦となり、逃げるリック一行は、敵の意図した場所に追いやられ、追い詰められていく。
追い詰められた先は、”A”という建物だった。
内部には無数の蝋燭が灯り、床には名前と年齢らしき文字が書かれてあった。
唯一の逃げ道である扉を出て逃走するが、そこには銃を持った男たちが並び、完全に捕まってしまう。
ガレスの指示で近くにあるAと書かれた貨物車両に閉じ込められる。
中には、同じく捕らえられたグレン・マギー・ボブ・サシャ・エイブラハム・タラ・ユージーン・ロジータが居た。
回想の中で、リックとハーシェルとカールが農作業をし、ジュディスを抱いたベスが見守っていた。
リックは安らかな笑顔で「十分だ」と言う。
現在に戻り、リックは貨物車両の中で皆の前で鬼の形相で断言する。
やつらはすぐに後悔する。
間違った相手を怒らせたと。
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