このページでは、ややこしいインターネット回線選びを、極めて簡単に、そして失敗無く、貴方にとってお得なチョイスが確実にできるようにご説明しています。
なんだかネット回線って色々あるみたいだけど、光とかケーブルテレビとか結局どれを選べば一番良いのかさっぱり…
そんなお悩みに、できる限り分かりやすくお答えし、ハッキリとした形であなたにとってお得な回線の選び方をご提案し、ピッタリのネット回線を決めるお手伝いをいたします。
このページを読めばきっとスムーズに「これだ!」という回線を決められるでしょう!
目次
- 光回線はケータイ会社で選べ!!
- 料金の安さや特典のお得さよりもとにかく回線スピードの快適さで選びたい
- 第一の選択:無線タイプを選ぶか、有線タイプを選ぶか?
- あなたにおすすめの有線タイプのインターネット回線の選び方
- 光回線一覧~光回線の種類は実は二種類だけ!!
- 無線タイプのおすすめモバイル回線ランキング
光回線はケータイ会社で選べ!!
詳しいお話や理由は後で述べますが、先に早い話の結論を書いておきますと、光回線はお使いの携帯の契約先で選ぶのが正解です。
- docomoユーザー→ドコモ光一択
- SoftBankユーザー→ソフトバンク光 or NURO光
- auユーザー→auひかり or BIGLOBE光(対応していない場合コミュファ光・ピカラ光なども有力候補)
- 格安スマホユーザー→auひかり or NURO光
これが最も簡単でお得になりやすい光回線の選び方です。
もしdocomoユーザーだけどなんとなくNTTのフレッツ光で契約しているとか、格安スマホを使ってるけどauひかりやNURO光は考えたこと無い、別の回線を契約しているという方は、いま一度契約している条件とこれらの条件とを見比べてみてください。
場合によっては長い期間で見ると非常に大きな節約になる可能性が大きいですし、乗り換えで莫大なキャッシュバックが受けられる場合も多いです。
料金の安さや特典のお得さよりもとにかく回線スピードの快適さで選びたい
また、とにかく早くて快適な回線を選びたいという方は、単純に次のような選択を第一候補にしてみてください。
以後光回線の選び方について詳しくご説明しますが、これら結論は変わりません。
理由を知ってすっきりしたい方のみ読み進めください。
また、無線回線(WiMAXやSoftBank Airなど)についてもご紹介しています。
これからはモバイルルーターで家でも外でも気軽にインターネットという時代になってくるでしょうから、今まで頭に回線は”有線”しか選択肢に無かった方も、ぜひぜひチェックしてみてくださいね。
第一の選択:無線タイプを選ぶか、有線タイプを選ぶか?
一昔前ではISDNやADSLなどが主流でしたが、今では回線は高速化され、光ブロードバンドの契約件数が3000万件前後に上り、光回線が圧倒的な主流となっている状況です。
さらには有線に頼らない、配線工事なども必要無い無線でインターネットに接続するユーザーも増加しており、無線タイプの速度も非常に発達し、有線と同じくらい快適にインターネットを利用できるようになってきています。
そこで第一の選択肢が「有線」か「無線」か、というところになってきます。
有線の光回線などのメリットは、とにかく回線品質が安定していて速度も比較的速く、月々通信できる量に規制などが無いので、インターネットを快適に利用したい方、動画配信サービスで映画をストリーミングで視聴したり、YouTubeやニコニコ動画を頻繁に利用したり、ネットゲームを楽しんだりと、ネットヘビーユーザーには必然的なチョイスとなります。
その代わり回線工事が必要で初期費用や初期設定に手間がかかったり、月額料金が比較的高いというデメリットもあります。
対して無線タイプのメリットは、ポケットに入るような小さな機器を持ち運ぶことで出先でもインターネットに繋ぐことができ、無料Wi-Fiなどを探す手間もありません。
対象エリアも広く、住んでいる地域によってどうしても使えないということがほとんどありません。
工事が必要無く、機器が配達されてくれば、すぐにでも利用し始めることができるという手軽さがある反面、通信回線が安定しないこともあり、また月々の通信制限などが設けられており、使いたい放題ではないというものが多いです。
自宅でも出先でもネットをライトに利用したい方に向いているのが、この無線タイプのもので、また家では有線回線を使い、出先に無線タイプのものを持ち歩くというチョイスをされている方も非常に多いです。
この「有線」と「無線」、あなたがネットに求めるものを満たす回線はどちらでしょうか?
やっぱり有線タイプのものを家に引き込んでがっつりインターネットを楽しみたいなという方は、このまま引き続き「あなたにおすすめの有線タイプのインターネット回線の選び方」のチャプターを読み進めください。
自分は無線タイプがあれば十分かな、と思われた方は、有線タイプの回線をご紹介している部分を飛ばして「無線タイプのおすすめモバイル回線ランキング(クリックでジャンプ)」のチャプターへとジャンプしてください。
あなたにおすすめの有線タイプのインターネット回線の選び方
有線タイプのインターネット回線の選択肢はというと、「光回線」「ケーブルテレビ」「ADSL・ISDN」とだいたいこの三択となります。
その中で先ほども書いた通り、現在ダントツでおすすめであり、メインとなっているのが「光回線」です。
ケーブルテレビはあくまで光回線が引けない地域にお住まいの方のための最後の手段、光が引けないから仕方ないからケーブルテレビに工事の依頼をするか、という感じです。
そしてISDNやADSLは、電話回線を用いてインターネットに接続するので、固定電話の回線がもともとある方は工事不要で始められますが、電話回線はそういうことのために作られたわけではありませんから、やはり接続は不安定となり、特に重いデータの送受信を行うと、著しく速度が低下するという性質があり、オススメはできません。
ですので、このページの有線回線の選び方というのは、つまり「光回線の選び方」ということに絞ってお話を進めていこうと思います。
残念ながら光回線を引けない地域にお住まいの方は、地域のケーブルテレビの公式サイトを調べるか、無線タイプのモバイル回線を導入してみることを検討してみてください。
ちなみにケーブルテレビでは、J:COMなどは大手で信頼性が高く、人気もあり非常にオススメです。
光回線はややこしい?!どれがいいかさっぱり分からないと思っている貴方!それは正解です。
少し前までは「光回線=フレッツ光」でした。
速い回線を使いたいと思ったら光回線で、光回線と言ったらNTTのフレッツ光を選ぶしか無い、という単純な話で済んでいました。(とは言っても販売代理店によって様々なキャンペーンが行われていましたので、どの窓口からフレッツ光に契約すればお得なのか?という問題は常にありましたが。)
しかし今では「ドコモ光」や「ソフトバンク光」、「OCN光」や「ビックローブ光」など、様々な名称の光回線が出回り、それぞれが様々なキャンペーンでキャッシュバックやセット割引などを行い、初期費用が安い!とか、回線の安定性が抜群!!とか、色んな宣伝文句が飛び交い、選ぶ側から見ると、たくさんありすぎて何がなんだか訳がわかりません。
キャンペーン内容も頻繁に変わるので、結局どこが一番お得なのかがちっとも把握できないのが現状です。
その原因は、光回線の業界のこれまでの歩みを紐解くと、非常に明確にすっきり理解することができますので、できるだけ簡潔にまとめてみたいと思います。
興味がない方はさらっと読み飛ばしてください。
NTTがフレッツ光を企業に卸して始まった”光コラボレーション”という名の混乱
ステップ1:NTTはその昔フレッツ光の契約を個人から獲得するために販売代理店にお金をばらまきました。
以前NTTはフレッツ光を広めるため、全国の販売代理店に向けて「契約1件につき◯◯万円」などと報酬を支払い、それを受けた代理店はその報酬の中で最大限のキャッシュバック等を顧客に提案することにより、たくさんの契約を取っていました。
ですからその時代のフレッツ光は、とにかく派手なキャッシュバック等特典が盛り沢山で売り出されていた傾向にありました。
ステップ2:法改正によりNTTはフレッツ光の売り方の方針転換を余儀なくされました。
細かい事情はさておき、その時行われた電気通信事業法の改正内容が、NTTがその時行なっていた、代理店に手放しでお金をばらまいてとにかく契約を取ってこさせるというやり方にとって、不都合な状況を作りました。
そこでNTTは、販売代理店に高額の報酬を与えて契約を取らせるという方策を縮小し、携帯キャリアやプロバイダー各社など、個人ではなく企業に向けて、フレッツ光という光回線そのものを卸すようになったのです。
ステップ3:こうして各社は光コラボレーション事業者となれば自社ブランドで光回線を売り出せるようになりました。
「ドコモ光」や「ソフトバンク光」を筆頭に、今日本中に、ものすごい数の光回線の”名称”が存在します。
しかし、それは実は名前が違うだけなのです。
元をたどれば全部結局”フレッツ光”なんです。
スペックも一緒だし、使ってる回線も一緒、名前や値段が違うだけのフレッツ光。
それが光コラボレーションの実態であり、今ものすごくややこしい光業界の状況の原因とも言えます。
ちなみに”光コラボレーション事業者”というのは、本当にたくさん存在します。(NTT東日本光コラボレーション事業者一覧 / NTT西日本光コラボレーション事業者一覧)
ですから、これらの事業者が売り出す光回線ひとつひとつを吟味して、どこが一番良いかなんてことを比較して検討するのは、不毛であり徒労に終わるのです。
ステップ4:フレッツ光を選ぶなら少なくとも光コラボレーションの商品を選ぶほうがお得になりやすい!
一概には言えませんが、前述したようにNTTは今や個人からフレッツ光の契約を取ることに昔ほど熱心とは言えません。
ですので、大きなキャッシュバックを提案したりすることは少なくなり、個人から契約を取りたがっている光コラボレーション事業者の光回線から選んだほうが、何かとお得であるという可能性は高いのは確かです。
フレッツ光は割高、というのはなんとなくみなさんも感じられていた事だと思いますが、こういった理由を知らなければ、なんとなくやっぱり、高いから良い物なんだろう、品質が高いからこそ値下げしたりキャッシュバックしたりせずに高い月額料金を取るんだろうから、安定した回線でネットがしたいなら、やっぱりフレッツ光を選んだほうが良いに決まっている、というふうに思いがちです。
しかし、フレッツ光も光コラボレーション事業者の光回線もスペックになんら変わりはありません。
純粋に安いものから選んだ方がお得なんです。
ステップ5:でも光コラボレーションの光回線はたくさんあってどれを選べばお得か見当がつかない…
ここまでが光業界の状況の大雑把な推移のまとめで、そして結局どの光回線を選べば良いのか見当が付かないという結論に達するのが客にとっての現状です。
そこでここからがこのページの要点となる本題です。
どうすればできるだけ失敗せずに、自分に合ったお得な光回線を選ぶことができるのか?
そのことについて、具体的にご提案したいと思います。
光回線は使っているケータイで選ぶのが◎
色々な光コラボレーション事業者があるということは前述の通りですが、その中で最も強力な光コラボレーション事業者はどこかというと、docomoやSoftBankといった携帯キャリアの各社です。(auについては後述します。)
これらの事業者は、光回線に自社のサービスの割引を抱き合わせて(セット割)売り出すことができ、これは他の有象無象の光コラボレーション事業者には真似できない、消費者にとって非常に魅力的な特典です。
つまり、ドコモユーザーがドコモ光に契約すれば、毎月スマホの料金が2,000円割引されるなどといった割引が適用されるわけで、しかもこれは家族全員分適用されるので、場合によっては割引金額が光回線の料金より大きくなるということさえ起こります。
これが、使っているケータイで光回線を選んでくださいとご提案する根拠です。
具体的には以下のようになります。
- docomoユーザー→ドコモ光一択
- SoftBankユーザー→ソフトバンク光 or NURO光
- auユーザー→auひかり or BIGLOBE光(対応していない場合コミュファ光・ピカラ光なども有力候補)
- 格安スマホユーザー→auひかり or NURO光
さらに具体的にひとつひとつ見ていきましょう。
下の文字をクリックすればそれぞれのチャプターに直接ジャンプします。
docomoケータイで契約されているなら『ドコモ光』でOK!!
docomoの携帯を使われている方にとって、最もお得になりやすいのは『ドコモ光』です。
あとはどの販売店のサイトから契約するかで若干キャッシュバック内容などが変わってきますが、方々のキャンペーン状況を研究した結果、当サイトで特にオススメしているのは下記の正規代理店のキャンペーンです。
非常にお得なキャンペーン内容となっていますので、docomoを使われている方はぜひぜひチェックしてみてください。
ソフトバンクユーザーなら『ソフトバンク光』か『NURO光』を!
SotfBankの携帯をお使いの場合は、『ソフトバンク光』か『NURO光』から選ばれるのが非常にお得です。
特にNURO光は、フレッツ光の最大速度1Gbpsの2倍となる、最大2Gbpsという速度が世界最速と謳われている超高速回線です。
さきほど、光回線は結局フレッツ光で、スペックも品質も一緒だと書きましたが、ではなぜNURO光はスペックが上回っているのかと言いますと、NURO光は独自回線なのです。
フレッツ光をNTTから仕入れて使っているだけの光コラボレーションとは違う、独自の回線を展開している回線業者となります。
ですので、NTTからフレッツ光を仕入れる費用を考えなくて良い分、大胆なキャンペーンや安い月額料金を打ち出すことができるのです。
実際、世界最速と言われる2Gbpsという品質を持ちながら、比べて見ると料金はフレッツ光と同じか若干安いくらいの価格帯です。
その代わりまだまだ対応エリアが狭い(関東・東海・関西のみ)というのがネックで、逆に言うならば対応エリアにお住まいならば、非常にオススメの要チェックの光回線です。
もし今フレッツ光系の回線に契約されている方であっても、乗り換えで検討してみる価値もありますよ。
非常に大きなキャッシュバックやSoftBankケータイとのセット割りなどお値打ちのキャンペーンを行なっていますので、ぜひ下のサイトをチェックしてみてください。
そしてSoftBankユーザーの方で『NURO光』の対応エリア外という方は、ぜひともこの『ソフトバンク光』の導入を検討してください。
家族全員分のスマホ代が一人につき1,000円割引される「おうち割」は、家族のソフトバンク使用率によっては物凄くお得になりますよ!!
auユーザーの方に『auひかり』は最強
まず『auひかり』には、他の携帯キャリアの展開する光回線とは根本的な違いがあります。
それは『NURO光』と同じように、独自回線だということです。
スペック的には最大1Gbpsとフレッツ光と一緒で、NURO光のような派手さはありませんが、auひかりは回線のトラフィックがフレッツ光よりも空いていますので、比較的速度が出やすいという性質もあります。
auひかりはフレッツ光を使っておらず、NTTに使用料を払う必要もありませんから、ものすごいキャッシュバックで顧客に訴求することができます。
本当か?と思われたら、ぜひ下のリンク先でキャンペーン内容を確認してみてください。
驚くようなキャッシュバック金額が並んでいます。
さらに「auスマートバリュー」というauケータイとのセット割も凄く、なんと1台につき2,000円割引、もし家族4人がauケータイを使っていたら、毎月8,000円が携帯料金から割引になるという、ドコモやソフトバンクよりも遥かにお得なセット割内容を叩き出しています。
実際この「スマートバリュー」は、ドコモのセット割「光パック」と比べると2倍の利用者がいるほどの人気で、auユーザーなら絶対に適用しておくべき大特典です。
まずは下の公式サイトをご覧ください。
また、auひかりは独自回線ということで、やはりNURO光のように対応エリアが限られているというデメリットもありますので、回線を契約したくてもできないという方も多くいらっしゃることでしょう。
そこでauひかりを引けないauユーザーの方にもう一つ特にオススメの回線が『ビッグローブ光』です。
auケータイとのセット割がすごくお得で、auユーザーにとってのauひかりに次ぐ第二の選択肢となるのがこのビッグローブ光となります。
auひかりが対応していないとお嘆きの方は、ぜひ下のページをチェックしてみてください。
ビッグローブ光と並んでauユーザーにおすすめなのがもう一つ『コミュファ光』となり、お住まいの地域がビッグローブ光に対応しているのか、コミュファ光に対応しているのかをご確認ください。
auケータイとのセット割も適用され、独自回線の強みからか物凄く大きなキャッシュバックや乗り換えで12万円プレゼントなどのキャンペーンも展開中です。
auを使っているのにauケータイにお得なセット割が適用できない光回線をお使いの方などは、今すぐチェックしてお得に乗り換えてください。
auユーザーの方向けに最後にもう一つだけ、かなりニッチなところではありますが、四国にお住まいでauひかりはおろかコミュファ光もビッグローブ光も対応していないという方は、ぜひ四国専用の『ピカラ光』という回線をチェックしてみてください。
auひかり系のこの光回線では、「auスマートバリュー」が適用され、auユーザーにとってお得な光回線です。
格安スマホユーザーの方はそれぞれに対応する光回線か『auひかり』や『NURO光』がオススメ!
格安スマホユーザーの方でしたら、とりあえずはお住まいの地域が『auひかり』か『NURO光』に対応していないか確認し、対応しているようならキャンペーン内容などを比較して気に入った方をお選びください。
対応エリア外の場合は、各格安スマホに対応する割引などが適用される光回線も各種ありますので、一度チェックしてみてください。
◆DMMモバイルをお使いの方
『DMM光』とDMMモバイルとセットで使うと毎月500円の割引があるなどの特典がありますので、DMMモバイルをお使いの方は優先的にDMM光を検討してみてください。
◆Y!mobileをお使いの方
Y!mobileをお使いなら『ソフトバンク光』のおうち割光セット(A)で、毎月電話料金が500円〜1,000円お得に!
◆NIFMOをお使いの方
NIFMOをお使いの方は『@nifty光』という選択もアリです。
◆OCNモバイルONEをお使いの方
大手プロバイダーの運営する『OCN光』は信頼感抜群。
月額使用料も安くおすすめです。
◆その他楽天モバイルやUQモバイルやLINEモバイルなどをお使いの方
『auひかり』か『NURO光』が対応エリアでないか確認してください。
対応しているようなら、どちらかピンと来た方をお選びください。
キャッシュバックがすごい『コミュファ光』などもイチオシです。
光回線一覧~光回線の種類は実は二種類だけ!!
ここまで読んでいただけたら分かる通り、光回線には「フレッツ光」か「それ以外」かしかありません。
国内の光回線のシェアはNTTの「フレッツ光」がNO1です。
ほとんどの業者がフレッツ光を借りて光回線サービスを展開しています。
そして「それ以外」に関しては、「auひかり」と「NURO光」をツートップとして「コミュファ光」や「eo光」などの地方電力系の独自光回線があります。
表に分かりやすく一覧にすると次のようになります。
回線名 | 備考 |
フレッツ光 | 国内シェアナンバー1の光回線 |
auひかり | 国内シェアナンバー2の光回線(独自回線) |
NURO光 | 国内最速の光回線(独自回線) |
eo光 | 関西中心の光回線(独自回線) |
コミュファ光 | 東海中心の光回線(独自回線) |
ピカラ光 | 四国中心の光回線(独自回線) |
ドコモ光 ソフトバンク光 など |
フレッツ光回線を使った光コラボレーション |
フレッツ光は必ず割高、とは限りませんが、auひかりやNURO光はスペック的にフレッツ光と同等か上で、しかもトラフィックが空きがちスピードも出やすく、光コラボレーション事業者のようにフレッツ光を仕入れてから使わせてもらうという余計な費用がかからない分、利用者にキャッシュバックといった形などで利益を還元しやすい環境にあるということで、総合的に見て「フレッツ光系」よりも「それ以外」をまず第一にオススメしています。
その中で特にオススメなのが、「auひかり」と「NURO光」というわけです。
ネット回線についての疑問・Q&Aコーナー
◆プロバイダーって何?
感覚的にはパソコンなどに回線を繋げばそれでインターネットを利用できそうなものですが、実はそうではありません。
光回線などの回線は、あくまで情報を伝達するための道路でしかなく、道路さえあればあっちからこっちに、こっちからあっちになんでも移動することができるというわけでは無く、車や信号が必要なように、インターネットを利用するには回線だけではなくプロバイダーが必要になります。
ISP(Internet Service Providerの略)などとも呼ばれます。
◆プロバイダーは絶対選ばないといけない?
最近では回線業者がプロバイダーも兼ねる場合もあり、その場合は料金がコミコミになるのですっきりしますが、だからといって料金がお得になるとは限らないと覚えておいてください。
”プロバイダー不要”という言葉をたまに耳にしますが、これは正確には間違いで、いかにもお得なように聞こえる言葉のマジックです。
いちいちプロバイダーを選ぶ手間が省けて楽ではありますが、プロバイダー料金は必ずどこかに入っています。
◆選ぶプロバイダによって品質に違いはある?
その地域の状況によってもまちまちで、一概には言えません。
が、あまり神経質になるほどのことではなく、とりあえず大手のプロバイダーを選んでおけば大きな失敗は無いでしょう。
◆最大1Gbpsとか2Gbpsって?
1秒間に送ることが可能なデータの量のことで、1Gbpsなら1Gbを1秒間に送信することができます。
また「上り◯bps」などという表記もありますが、”上り”とはアップロード、”下り”とはダウンロードのことで、基本的には普通にインターネットを楽しむだけなら、下りのスピードを重視して見ておけばオッケーです。
また、この数値は”ベストエフォート”と呼ばれ、ベストエフォートとは、最大の結果が出るように最高の環境で実験した結果得られる数値ということで、実際の速度はだいたいこのベストエフォートで得られる数値の20%〜80%程度だと言われています。
無線タイプのおすすめモバイル回線ランキング
いま、まさに時代は手軽で便利なモバイルWi-Fi時代へと突入しています。
回線工事の面倒なども無く、モバイルルーターが届けばすぐにでもインターネットが楽しめるということで、無線回線を選択するユーザーはどんどん拡大しています。
昔に比べ、光回線の速度との差もどんどん少なくなってきているのも理由のひとつです。
無線回線とは、無線LAN(Wi-Fiなど)のことではありません。
無線LAN(Wi-Fiなど)とは、有線で建物に引き込んだ回線(光回線など)を、限定的な範囲でのみ無線で接続することを意味し、無線回線とは、そもそも自宅に引き込む回線そのものが無線であることを意味します。
無線回線には主に以下のような種類があります。
回線名 | 備考 |
WiMAX | 国内シェアナンバー1の無線回線 |
SoftBank Air | 自宅専用の無線回線 |
ポケットWi-Fi | キャリア各社が販売しているポータブルモバイルWi-Fiの総称。WiMAXも含む。 |
”WiMAX”は商品名ではなく回線名となり”フレッツ光”や”auひかり”と同じようなくくりとなります。
”ポケットWi-Fi”はそういった無線回線の総称として使っていると思っていただいて結構です。
”ドコモのポケットWi-Fi”とか”ソフトバンクのポケットWi-Fi”といったように言います。
もともとはY!mobileが初めてポケットWi-Fiという名称でサービスを開始したのが始まりで、その名称があまりにピッタリで便利だったため、いち商品名ではなく、サービス名として定着していったのでしょう。
ポケットWi-Fiはキャリア各社が販売していると書きましたが、キャリアの電波を一部借りてサービスを展開するMVNO(通信回線を他社から借りてサービスを提供する事業者のことでMobile Virtual Network Operatorの略)でも、ポケットWi-Fiサービスは行われています。
しかし電波を間借りしているという性質上、速度が遅く、安定感にかける傾向にあり、あまりオススメ候補には挙がりません。
ではオススメ順に詳しくご説明いたします。
第1位:最速!モバイルWi-Fiといったらとりあえず『WiMAX』で決まり!
『WiMAX』とは、UQコミュニケーションズが提供する移動体通信方式の規格の一種で、3GやLTEなどと同じ回線の名称です。
持ち運びができるモバイルルーター(ポケットWi-Fi)の中で国内最速を誇り、外出時も快適にインターネットを楽しみたいという方にとって、間違いなく第一候補となる選択肢です。
モバイルルーターにしてその回線速度は光回線などの固定回線に引けを取らず、やや安定性にかけるというデメリットを除けば、料金も比較的安く、回線工事も必要無く、気軽に家でも外でも使えるということで、インターネット回線の選択肢として今後どんどん上位で人気を集めるであろう魅力に満ちたサービスです。
モバイルルーターの共通のデメリットとして、通信制限があるということが挙げられますが、WiMAXは通信制限において最も緩いといって良く、普通に利用していて通信制限に悩まされるということはまず無いでしょう。
具体的には、月間の通信量に制限が無い「ギガ放題プラン」では、集中的に3日間で10GB使うと翌日に速度制限が入る以外、ほぼ無制限に使えます。
3日間で10GBというと、毎日何時間も映画などの動画を見続けて、ようやく到達するくらいの通信量となります。
UQコミュニケーションズはKDDIのグループ会社である関係で、auのLTE回線も同時利用できるオプションに入れます。
WiMAXはdocomoやSoftBankに比べると基地局の数が少ない関係上、山などの障害物で遮断されると電波が入りにくいという地域がまだまだありますが、LTE回線と併用して切り替えながら使えば、電波が入らず使えないという場面は極端に少なくなるでしょう。
地方で利用する機会の多い方にはオススメです。(LTE回線は月間の通信制限あり&有料オプション)
また、auスマホとのセット割も適用され、携帯料金が最大1,000円割引になるというのも、auユーザーには見逃せない特典です。
UQコミュニケーションズの提供するサービスで、UQコミュニケーションズで契約すればプロバイダ選びも不要で間違いありませんが、数あるプロバイダの中から、お得にWiMAXを使えるところを研究して選び抜いた結果、ココが最もおすすめですというのが、下のリンク先の『BroadWiMAX』です。
ぜひ公式サイトでその安さを確認してみてください。
特典などいろいろな要素をじっくり見比べた結果、長期的に見ても最も総合的にお得だと判断しました。
第2位:ポケットWi-Fiの先駆者!『Y!mobileのPocket WiFi』
「モバイルルーター=ポケットWiFi」というくらい名称が定着して逆にややこしくなった原因となるY!mobile発のモバイルルーター『Pocket WiFi』。
トップ画像でもでかでかと出ていますが、プランによっては海外に行っても1日90円の追加料金だけでインターネットに繋ぐこともできます。
海外でいつでもネットが使えるというのが、海外旅行にとってどれほどありがたいかというのは、旅行者なら誰もが感じるところだと思います。
WiMAXには速度において敵いませんが、SoftBank 4G LTEを使った高速通信が可能です。(Y!mobileはSoftBankの系列)
アドバンスオプション(684円)に加入すれば、アドバンスモードが使えるエリア内であれば通信制限7GBを超えても高速通信のまま利用することができます。
また、長期継続割引を適用させればかなりリーズナブルな価格で使用することができます。
しかし、プロバイダによる超お得な割引が効いたWiMAXと比べると料金的に割高で、通信速度も劣るため、WiMAXを避けてわざわざPocket WiFiを選ぶという理由がなかなか見あたりません。
しかし、海外でWiMAXは基本使えないので、海外旅行中にモバイルルーターが使えたら嬉しいなという方は、このY!mobileのPocket WiFiを検討してみるのも良いでしょう。
第3位:自宅専用に特化した『SoftBank Air』
かなり中途半端な位置付けですが、自宅専用の無線回線『SoftBank Air』というものがあります。
SoftBankの提供するポケットWiFiとは全然別物で、持ち運んで使うことを前提に作られていません。
SoftBank Airの最大速度は350Mbps。
基本的に通信量の制限が一切なく、感覚的にはちょっと遅い光回線のように使えます。
ルーターは大型のアンテナを搭載しており、使う電波はSoftBankスマホと同じLTEですが、スマホより約3倍程度の最高速度が出ます。
コンセントに差し込めばすぐに使い始められ、気軽に始められるのはモバイルルーターと同じです。
しかし、料金的に別段安いというわけでもなく、持ち運びもできないのに、光回線でもなくWiMAXでもなく、敢えてSoftBank Airを選ぶと良いという状況はどのようなものが考えられるかと申しますと、それは今の住居に長く住み続けるとは限らないような状況で候補に挙がってくるのでは無いでしょうか。
引っ越しがあるかもしれないという状況では、光回線の工事などをするにはなかなか踏み切れないということもあります。
また、下の画像で見比べても分かる通りWiMAXよりもSoftBank Airのほうが対応エリアが広いということもあり、WiMAXが入らないのでSoftBank Airを選ぶということもありそうです。
そして何より大きいのは、ソフトバンク携帯とのセット割があるという点です。
スマホのセット割「おうち割」を適用すれば、家族10人分まで500円〜1,000円の割引が受けられます。
家族もしくは同住所であることが条件なので、離れて住む家族や、血の繋がりのない同居人にも割引を適用できます。
引っ越しがあるかもしれない、WiMAXが使えない、ソフトバンクユーザーの方、SoftBank Airをぜひお試しください。
ポケットWiFi(モバイルWiFi)のメリットとデメリット
◆ポケットWi-Fiのメリット
- 外に持ち出して使える
- 特別な回線の引き込み工事不要で気軽に使い始められる
- 対象エリアが広く田舎でも使えることが多い
- 月額料金が光回線などと比べ比較的安価
◆ポケットWi-Fiのデメリット
- 通信速度が光回線に比べて遅い・安定しない
- 通信規制がある
ポケットWi-Fiを使う上で一番気になるのは、やはり通信速度と通信規制です。
速度だけでなく障害物などにより電波の状況が不安定となり、通信環境が一定で利用できない性質があります。
動画を見たりネットゲームをしたりといったことには不向きな回線です。
自宅ではライトに、出先では便利にネットを使いたいという方にはピッタリの回線と言えるでしょう。
特に通信規制の緩いおすすめの回線は『WiMAX』で、普通に使っていて通信規制に悩まされるということはほとんど無いというくらい、使える無線回線ですよ!
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